- 2016-5-20
- おすすめ記事, 効率的な時間管理術, 勉強のやる気アップ法, 勉強のモチベーションアップ, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
勝間さんの新刊本
「2週間で人生を取り戻す!
勝間式 汚部屋脱出プログラム」(文芸春秋)
に影響を受けて、最近断捨離を
少しずつ進めています。
<関連記事>
汚い部屋から脱出するプログラム
勝間さんは片づけの完了まで
1日1~2時間かけて1ヶ月ほどかかった
そうですが、私の場合はそこまでかから
ないかなと。
物をどんどん捨てていってあらためて
気づいたのが、人間の精神状態というのは
いかに“空間”に左右されているかという点です。
「精神状態」はあきらかに
「空間状態」に影響を受けている
のがわかります。
理屈だけで考えると、勉強や仕事に集中
したいのであれば、机の上さえバッチリ
片づいていればそれでOKという話に
なるのですが、
実際は机の上が片づいていても、
床や壁や棚に余計な物がいっぱいある
ような空間(部屋)では、少なからず
机に向かう集中力にもマイナスの影響を
及ぼしてしまうのです。
自習室や図書館で勉強する人も多いですが、
もし物がいっぱいで散らかっているような
自習室・図書館なら誰も行きたくないはず。
さらに、個人的に一番のメリットではないか
と思うのが、使える時間が増える点です。
物が片づくとスッキリするだけでなく、
余計な物が無くなることで、
意外に多くの時間を費やしている
「物を探す時間」が減ります。
また上記の通り「空間の快適さ」は
精神状態にも影響を与え、思考まで
クリアにしてくれるので、細かい作業の
スピードや決断力もアップして、
あきらかに時間管理が効率的に
なっているのがわかるのです。
つまり、片づけというのは“空間管理”を
しているように見えて、実のところ
“時間管理”の能力も高めている
ということです。
「時間」「空間」というのは所詮は
知的生命体である人間が作った概念にすぎず、
もともと地球(宇宙)にはひたすらこの
3次元世界がドーンとあるだけです。
人間が言葉を作ったことで
「時間」と「空間」は全く別もののように
思えてしまいますが、それはあくまで
人間の解釈であり、二つは分かれていません。
むしろ二つは連動しているのです。
このあたりを世界一追究して考えたのが
アインシュタインで、彼の相対性理論という
ぶっ飛んだ理論によって、空間と時間は連動
していることが100年前に学問的にも証明
されています。
物体の動くスピードがアップするほど、
その物体における時間の進みが遅くなるなんて、
よくもまあ証明したもんです(゚口゚;
まったくの余談ですが、このあたりの
相対性理論の知識を頭に入れて、
クリストファーノーランの映画
「インターステラー」を観ると、
あの映画がどれほどすごい映画かわかります。
この映画は私がこれまで観た映画の中で
No,1なのですが、相対性理論やいくつかの
基礎知識がないとそのすごさを半分も
理解できません。
教養のある上品な知識人のみが圧倒的に
楽しめる映画なのでありますヾ(´▽`)ノ(←笑うとこ)
話がそれましたが、まとめると、
——————————————
「片づけ」は「空間管理」であり、
「空間管理」は「時間管理」でもあり、
さらに「空間の状態」は「精神の状態」に
まで大きな影響を与えている
——————————————
・・・ということになります。
「片づけ」というのは単に部屋の空間を
綺麗にするだけでなく、それほどまでに
私たちの“精神状態”や“時間管理”に大きな
影響を与えますので、
受験勉強においても決して
片づけ(整理整頓・清掃)は
軽視してはいけない要素だということを
覚えておいてください。
それではまた。
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