- 2013-5-22
- OCP関連の記事(旧アメブロ、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
さて、仮予約をスタートしました2013年度のOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)ですが、
最近このブログでは、今回からOCPに新参加される方、再参加される方、見学会参加者のご感想や参加表明から、
他の読者さんにも「受験勉強のヒントになる部分」をピックアップして、いろいろと解説しています。
今回もこのシリーズ続けます。
以下のご感想は、以前OCPに参加されたCさんからの退会時にいただいたメッセージです。
長い文章だったので、一部だけピックアップしてご紹介。
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OCPに参加してなかったらきっと今頃もだらだら生活に勉強…
考えただけで怖ろしい
人が頑張っているのを見ると、自分を律する力がさらに湧くんですね\(^o^)/
(中略)
自分に厳しく、決めた事はその日その時にピシッとやり遂げる!
これが出来るようになったので後回しや先送りが癖な私にとっては
大きな土台作りが出来、成長となったなと思います!!!
また機会があればOCPに参加したいです♪
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短い文章なので、いっけんそれほど大した話は書かれていないようにも見えますが、
実はここに書かれている内容は、受験勉強において重要なポイントとなる、かなり深い内容が複数書かれています。
前半に「人が頑張っているのを見ると、自分を律する力がさらに湧くんですね\(^o^)/」とおっしゃっていますが、
まずこちらの点については、先日書いた以下の記事にかなり詳しくそのノウハウも含めて紹介しました。
▼参考記事
「他人のTodoリスト」を見て勉強に集中する方法
これまで何度もお伝えしているように、自分が作った勉強のTodoリストを人に見られていると、
「恥をかきたくない心理」が無意識レベルで働き、必然的に達成率は上がっていきます。
と同時に、「他人が作った勉強のTodoリスト」を見ることでも、あなたはそれに大きな刺激を受けることになり、
結果的に、あなた自身のTodoリストの達成率がアップすることにつながっていくのです。
とくに「同じ目標(同じ志望校、同じ資格など)を目指している人の日々のTodoリストを見る」というのは、本当に刺激になりますよ。
詳細は先日の記事で詳しく書いたのでこのへんにしておきますが、もう1つ、上のCさんの文章で注目してもらいたい部分があります。それは、
「決めた事はその日その時にピシッとやり遂げる!」
この部分です。
これ、実はものすごく深い話で、死ぬほど重要なポイントなんですよね。ようするに
「今日やると決めた事を、その日にしっかりやり遂げる」
ということなのですが、結局のところ、受験で合格できなかった人の多くは、この習慣化が完全に出来なかった部分があったために、本命に合格できなかったと言っても大げさではありません。
もちろん、不合格になった表面上の理由としては、出題された問題が解けなかったとか、そのレベルに達成ていなかったとか、いろいろあるわけですが、
そうなってしまった根本的な理由をずーっとたどっていきますと、出題された問題が解けなかった理由、その実力が付かなかった理由は、
「今日やると決めた事を、その日にしっかりやり遂げる」
ということが自分の中でしっかり習慣化されていなかったから、という点に行き着きます。
毎日毎日の、ほんのちょっとした「今日はもういいや。明日にでもやろう」という「後回しグセ」が、積もり積もって実力差となってあらわれているのです。
この差が、ひいては合否の差となって、さらには人生の差となってあらわれてしまうわけですね(゚д゚lll)
塾や予備校のような「授業メイン」のスタイルでは、なかなかこういった
「受験生の習慣を、根本的に変える」
といったサポートをすることは難しいです。というか、ほぼ無理なのではないかと。。
授業は「知識の提供」をコンセプトにしているのですから、「受験生の習慣を変える」のがほぼ無理なのは、構造的に当たり前といえば当たり前なのです。役割が違うわけですね。
「けど、受験生にとってはそこが一番重要ではないのか?」というところから、数年前にOCPという受験生向けコーチングプログラムを日本で初めてスタートさせたわけですが、
これまで参加された数百名の会員さんのご感想を見る限り、「受験生にこそコーチングが必要だ」という当初からの私の主張は正しかったと、今では胸を張って断言できるようになりました。
私が言っているのは、何も難しい話ではありません。
あなたは「今日やると決めた事を、その日にしっかりやり遂げる」という習慣ができていますか?問われるのはそこだけですからね。
一日一日、決めたことをしっかりとやり抜く。その日にやることは、その日で完結させていく。
この「覚悟」を持つことと、これができる「仕組み」を持つこと。
その2つを持つことができた人が、受験を制することができるわけですね。