- 2017-2-1
- Todoリストで受験勉強するコツ, おすすめ記事, 効率的な勉強法~中上級編~, 勉強の集中力アップに役立つアイテム
こんにちは、中西です。
前々回、暗記の総まとめのステージに入ったときに
「5×3インチの情報カード」
を使うと便利、という話をしました。
単語カードではなく情報カードを使うことで、
ある程度まとまった分量の内容を書くことができます。
脳は物事を単体で覚えるよりも
「関連事項と一緒に覚える方」
が記憶の定着率が高まりますので、
とくになかなか覚えられないような事柄を
一定量まとめて覚えたいときに、この
5×3サイズ(75mm×125mm)
は使いやすいという話でした。
実はもう1つ別の角度から、このサイズの
情報カードのオススメの使い方があります。
それは、
【 Todoリストの作成に使う 】
というものです。
Todoリストを作って1日の勉強を進めるのが
効率的なのは言うまでもありませんが、
そのTodoリストを「どこに書くか」という
問題があります。
これは個人の好みの問題でもありますが、
通常はアナログ派なら手帳とか専用ノート
とかメモ用紙に書くことになりますし、
デジタル派ならスマホやノートPCに書く人
もいます。
「情報カード」は完全に前者のアナログの
部類に入りますが、この情報カードにTodo
リストを書き込むことで、他にはないメリ
ットがいくつかあるのです。
最大のメリットを2つ挙げると
1,常にすぐ見えるところに置ける
2,「Todoリストをやり切ろう」という気持ちになりやすい
という2点。
1は、勉強している机の上のすぐ見える
ところに置いておけるということです。
つまり、視線を少し動かすだけで
簡単に今日のTodoリストが全部目に入る。
結果、頻繁に今日やるべきTodoリストを
チェックできるので、緊張感が高まりやすく、
時間感覚が鋭くなって、勉強中の集中力
アップにも貢献してくれます。
スマホにTodoリストを書いても、常時表示
させていたら電池が足りませんし、スマホ
をいじってネットサーフィンとか
SNSチェックとかしてしまいかねません。
情報カードならそんな脱線の心配もなし(´-`)
2は、情報カードの特長として挙げられる
「紙が厚くて固い」「1枚単位で分かれている」
という要素から来るメリットでです。
情報カードはメモ用紙と違って
「紙が厚くて固い(しっかりしている)」
ので、そこに書き込むとなると、それなりに
「しっかり書こう」という気持ちになるのです。
以前私が尊敬するある経営者の方が、
「Todoリストは入試の解答用紙に解答を
書くときのような真剣さで書くのが大切」
という話をされていたのですが、
情報カードというメモ用紙よりも紙が
しっかりしていて、若干値段も張る紙に
書くことで、
自分が作るTodoリストに真剣さが増して、
「しっかりやり切ろう」と自然に思いやす
いという効果があるわけです。
また、情報カードは数十枚の用紙が束に
なっているノートと違って1枚1枚が独立
しているので、
ノートのように過去の記録に思考が影響を
受けることもなく、
毎回新しい気持ちで、「今日一日」のTodo
リストを作成することができます。
過去に煩わされるのではなく、今日一日の
やることに最大限の意識を集中させて、
目の前のことに没頭する。
今この瞬間を真剣に取り組む。
こういったまるで禅思想を体現するような
特長によって、もっとも大事な一日の
Todoリストの達成率アップ・集中力アップ
に貢献してくれるのです。
というわけで、やる人は意外に少ないですが、
実は情報カードでTodoリストを作成するのは
メリットがかなり多いので、よかったら
試してみてほしいと思います。
それではまた。