- 2016-4-17
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ, 受験が終わった後について, 受験の意味を考える, 大学生活について考える, 志望校・進路の決め方
こんにちは、中西です。
前回は、大学というのは
「大学の何学部で学んだか」よりも
「大学で何をしたか」のほうが
より将来に対する影響力が大きい
(とくに文系。医学部など将来に直結する
学部は除く)、という話をしました。
そう言える理由はいくつかあるのですが、
その1つは、
「企業側は大学生が何学部で学んだかなんて、
ほとんど気にしていないから」
です。
ここでいう「企業」というのは、
言うまでもなく大学卒業後にあなたが
就職する企業のこと。
まあ卒業後は就職ではなく“起業”する道とか、
研究者として大学に残るとか、あえて
フリーターしながら夢を追うみたいな道も
あるといえばありますが、
大半の大学生は卒業後どこかの企業に
就職をすることになります。
その就職をする前に、大学4年あたりから
就職活動というものをするわけです。
これは簡単にいえば、あなたが入りたい
企業を見つけだして、その企業に対して、
主に面接で自分を売り込んでいく活動です。
そのときに相手(企業側)もあなたが
どういう人間かをチェックします。
その企業が給料が高くて知名度が高くて
楽しい仕事もできる人気企業であればあるほど、
倍率が高くなるので競争原理が働き、
当然そのチェックは厳しくなります。
大学入試なら高くても倍率10倍とかですが、
人気企業の倍率はそんな次元ではなく、
倍率100倍なんて当たり前、300倍、
400倍なんてのもよくあります。
人気で難易度の高いアナウンサーの倍率なんて、
たしか1000倍は超えたはず。
だからアナウンサー職で複数の民放各社
から内定(採用)を勝ち取っている
カトパンというのは、とんでもない
スーパー女子大生だったことになります。
詳しく知りませんが、きっと表には出て
なくても普通の人がしないような経験を、
高校・大学時代に何かしているはずです。
ただ「かわいい」「愛想がいい」
「英語がしゃべれる」というだけでなれる
ような職業ではありませんから。
カトパンが「何学部で学んだか」なんて、
フジの面接官からしたらほとんどどうでも
良かったでしょう。
カトパンが何学部であったとしても、
彼女はアナウンサーになっていたはずです。
あなたが就職する際も同じで、企業側は
「大学の何学部で学んだか」よりも
「大学で何をしたか」のほうをより
重視することが大半です。
私は一時期ある仕事で数百人の大学生を
面接したことがありますが、そのときも
相手の大学生が「何学部」かなんて
ほとんど見ていませんでした。
会話のネタ程度にちょっと聞いてみる
ことはありましたが、せいぜいその程度。
お見合いで「ご趣味は?」なんて聞いたとしても、
その「趣味の内容」で結婚するかどうかを
最終的に判断することなんてまず無いのと同じですね。
つまり何事も、
「相手が本音では何を求めているのか」
を知ることが重要なのです。
就職でも恋愛でも結婚でも人間関係でも
ぜーんぶポイントは同じ。
大学入試と就職活動で“相手”が求めてくる
内容は全く質が違うのです。
したがって高校生活と大学生活では
必然的に「正しい努力」の内容が
全く変わってしまいます。
高校と大学は同じ「学校」ではありますが、
その先で求められているものの質が全く違う
ということをよく理解しておかないといけません。
そういうことも知らないで、高校と同じように
大学に入ってからも、大学でいい成績を取る
ことだけを何より重視して、
一生懸命に大学の授業の予習と復習を
しっかりやって勉強だけしまくるような
大学生活を送ったら、一体どうなるでしょうか。
3年後、面接官になんて答えます?
「えっと、僕が大学時代にやったことは、
大学の成績を上げるために、すべての
授業の予習と復習をきちんと徹底してきました。
自信を持ってアピールできるのはその点です」
なんて答えるのでしょうか。
あなたが面接官の立場にたったときに、
ほかに魅力的な大学生がいっぱいいる中で、
そういう大学生がどう見えるかということを
考えてみてください。
そのあたりに大学生活の過ごし方の
ヒントの1つがあります。
が、「そのあたりにヒントがある」という
ことを大学3~4年になって初めて知るのと、
大学1年時やそれ以前から知っている人では、
ものすごく大きな差になるというのは
少し考えればわかると思います。
そのヒントを3時間ほどかけて解説
しまくっているのが、今日の24時まで
38時間限定で販売中の特別音声セミナー
「大学生活パーフェクト攻略法
~ヤバいくらい本音で語る大学論~」
です。とても無料のメルマガで書けない
ような話をしまくってます。
この教材のキャンペーンは今年はこれで
最後になる可能性があるので、大学受験生・
大学1年生で興味のある人はぜひ今のうちに聴いて、
大学生活や受験に対する大きな
モチベーションを手に入れてほしいと思います。
それではまた。
<関連記事>
適職を見つけたい人は必ず読むべき本
「大学4年間のメリット」を誰も答えてくれない謎