- 2016-5-1
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~基礎編~, 勉強のモチベーションアップ, 勉強の習慣化, 勉強計画の立て方, 参考書学習テクニック, 目標を設定する
こんにちは、中西です。
受験生は、ほとんどの場合
「受験勉強だけ」
を一日中していればいい人は
少ないと思います。
学校の授業もあれば、この時期ならまだ
部活をやっている人もいますし、文化祭・
体育祭などのイベントもあるわけです。
資格受験でも同じで、大学生なら
大学の授業・サークル活動・アルバイト
をしながらの資格の勉強、
社会人の資格受験生なら、当然仕事を
しながらの受験勉強になります。
(その意味で浪人生というのは、一日中受験
勉強だけに没頭できる唯一の存在かも)
つまり大半の受験生は時間が無い中で勉強
をしていかなければならないわけですが、
そんな中でも
「これだけは毎日必ずやっておきたい」
と思う勉強が誰もが1つ2つはあるものです。
たとえば大学受験生なら英単語とか
英語長文など、毎日続けることに意味が
あるような勉強ですね。
ただ、日々忙しい中で勉強していると、
つい他の勉強を優先してしまって、
「毎日やりたい重要な勉強」
が後回しになることも少なくないわけです。
宿題などの緊急度の高いものや、好きな
科目の勉強にばかり時間を使ったりして、
「やらなければいけない重要な勉強」
に手をつけられないまま、何日も何週間
も(最悪何ヶ月も)たってしまう、
なんてこともあるのです。
こういう状況を未然に防ぐコツは、自分の中で
「毎日絶対にやるノルマ」
として重要な勉強を位置づけることです。
これは毎日作る「今日の勉強の予定」とは
また違う位置づけの、あくまで
「絶対にやるノルマ」
ということ。
これを勉強の予定の中に入れてもいい
ですが、他の予定とは明らかに別次元
のものとして位置づけます。
たとえば英語の長文を、どんなに忙しく
ても毎日必ず1題やって行きたいなら、
「英語の長文を毎日1題やる」
ことを日々の“ノルマ”に設定します。
これだけはどんなに忙しくても必ずやる
と決める。
そうやってノルマとして位置づけて日々
実行していくと、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月
と時間がたつにつれて、どんどん効果が出てきます。
ただし、絶対に
「これだけはどんなに忙しくても必ずやる」
と言えるくらいに、受験における重要度が高く、
かつ、毎日やることに大きな意味がある
“ごく少数のもの”
に限ってください。
そこは絞りに絞って限定する必要があります。
いくつもあったら、必ずどこかで挫折
しますからね。せいぜい1~2個、最大でも
3個くらいまでが理想。
むしろその限定することが、
この方法のキモです。
「部屋が綺麗なこと」が何よりも
パフォーマンスに影響を与えていると強く
感じていて、かつ毎日やらないと意味が
ないと思うなら、
「毎日5分の部屋掃除」と「英語の長文1題」
の2つだけは、どんなに忙しくても絶対にやる、
といった形で決めるわけです。
くり返しますが、どんなに忙しくても
必ずやれる“ごく少数のノルマ”
に限定するのがポイントになります。
そこを絶対に欲張らないこと。
本当に重要なものだけに絞ってください。
ちなみに私の場合は、表向きには
「メルマガ執筆」ですね。
かれこれ500日以上1日も欠かさずに
続けていますが、それは「メルマガ執筆」が
私の中でいくつもの意味で重要度が高く、
継続するメリットも大きい仕事だからです。
(ほかにもいくつかノルマを設定してますが、
それぞれが完全に習慣化してから1つずつ
追加していきました。これもコツの1つ)
「最低限これだけは毎日やる!」という
ノルマがあると、
「何もできない最悪の日・゚・(ノД`;)・゚・」
が生活から無くなるので、自己嫌悪に陥る
こともなくなります。ここが結構大事な
ポイントなのです。
「今日は全然時間が無かったけど、
最低限ノルマはこなしたから、前には進んでいる!」
と実感できるわけですからね。
これがどれほど心理的にプラスに作用する
かは、やってみるとわかります。
何より、この継続力は数ヶ月~半年くらいの
スパンで見たときに、想像以上の効果で実力
になって返ってきますので、私の感覚では
「毎日のノルマは設定しないと損」
という感じですね。
というわけで、これから本格的に受験生活を
スタートさせる人は、勉強計画の作成も大事
ですが、それとは別に
「毎日最低これだけは絶対やるノルマ」
を設定しておくのはかなりおすすめですので、
よかったら試してみてください。
それではまた。
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