- 2012-3-18
- 1ヶ月100記事企画, おすすめ記事, 受験を突破するマインドセット, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
明石家さんまさんは睡眠時間が
短いことで知られますが、
通常、そのような短眠タイプは
昼寝をして、夜の睡眠を補っていることがほとんどなのに
彼は、なんと昼寝をこれまで一度もしたことない(!)そうです。
▼「俺の人生に昼寝はない」。
明石家さんまが自ら語った新たなる“さんま伝説”。
(TechinsightJapanより)
彼については他にも数多くの体についての
驚異的エピソードがあります。
なぜそれほどすごい体になれたのかについては
私の中では答えはハッキリしていて、
圧倒的に健康になれる2つのキーポイントを
完璧に抑えているからです。
それは、
「ノーストレス」と「少食」
です。
実は、この2つが完璧なら、
人は限りなく健康で長寿になれます。
これについては、また別の機会に
詳しく解説する予定ですのでお楽しみに。
本題へ。
今回は、受験勉強も含めたもう少し広い範囲の
「運命」
というものについての話。
人間の「運命」は何で決まるのかと考えたときに、
いろいろな見方・考え方があると思いますが、
その参考になる指標の1つとして、
かの大文豪、芥川龍之介は次のように言っています。
曰く、
「運命とは性格の中にある」
と。
運命というと、なにか自分の力ではどうにもならない
あらかじめ決まっている事柄のようなイメージがありますが、
芥川龍之介は、運命とはそういうものではなく、
「自分自身の性格で決まるもの」
と解釈していたようです。
もしそうだとしたら、「ぼんやりとした不安」と言い残して
自ら命を絶った彼の運命も、
結局のところ、彼自身の性格に原因があったと
言えるのかもしれません。
彼の最後についてはともかく
この「運命は性格の中にある」という考え方自体は、
私は、非常に高い確度で、
運命と一般的に呼ばれているものの
本質を言い当てているように思います。
ただ、「性格」の中に運命があると考えた場合、
運命がイマイチだと思う人にとって、
その状況を変えるためには、
「性格を変えなければならない」
という話になってしまいます。
ところが、一般的に言って、
生まれ持った性格というのは
微修正ぐらいはできたとしても、
根本的に変えることは非常に難しいものです。
では、性格を変えられないと
運命は変えられないのでしょうか?
私はそうは思わないんですね。
なぜなら、運命とは「性格の中」にあるだけではない
と思うからです。
私自身は、運命というものは、
【 日常の習慣 】
にあると考えています。芥川式に言うなら、
「運命とは、習慣の中にある」
ということ。
毎日の生活や勉強・仕事、その他もろもろの行為は、
すべてその人の「習慣」がベースになっていると
言っても過言ではありません。
1つ1つの行為が習慣がベースになっているなら
その習慣を変えることで運命も変えられるはず。
少なくとも私自身は習慣を徹底的に見直すことで
勉強・仕事・生活の1つ1つが改善していき、
運命が好転していった経験は
数え切れないくらいあります。
また当会で運営しているOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)という仕組みは、
まさに受験生の習慣を徹底的に改善するシステムとして
昨年5月に世に出しましたが、
その結果、受験生の運命(=実力・成績)が
好転していった例を数え切れないくらい目の当たりにしてきました。
※OCPメンバーのご感想はこちら
「運命は、習慣の中にある」と考えるなら
希望がもてます。
性格は簡単には変えられませんが、
習慣であればコツさえつかえめば
比較的容易に変えられるからです。
結論としては、
どうやら運命とは、「あらかじめ決められたもの」などと
考えないほうが良さそうです。
自分の運命は、習慣が握っている。
一度そう考えて、自分の中の習慣を見直して
みてください。
きっと、そこにあなたの運命を好転させる鍵が
隠されているはずです。