- 2016-5-16
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ, 勉強の習慣化, 受験を突破するマインドセット, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
これから受験勉強を本格的にスタートする人
に、ぜひ覚えておいてほしい考え方があります。
それは、
【 頑張って勉強してはいけない 】
ということです。
・・・いや、冗談ではなくて
本当にこの考え方は超重要なのです。
受験勉強を開始するにあたり、志望校や
志望学部を決め、参考書や問題集も買ってきて
準備が整った。やる気も満ちあふれてきた。
この状態は別にいいのですが、この段階
から受験勉強を進めていくにあたり、
気合いが入りすぎて
「めっちゃ頑張ってやる!」
と考える人が少なくありません。
まあ、その心意気はすごくいいですし、
むしろ素晴らしいのですが、実際に勉強を
やるときにいちいち「頑張る」ようでは
全然ダメなのです。
なぜかというと、「頑張る」ということは
「習慣化できていない」ということと、
ほぼ完全にイコールだからです。
人間は「習慣化できていること」を
「頑張る」とは言いません。この点を
よく理解しておく必要があるのです。
あなたがお風呂に入るときに、
「さあ、頑張ってお風呂に入るぞ!」
と思うでしょうか。
歯を磨くときに、「さあ、頑張って
歯を磨くぜ!」とは思わないはずです。
恋人から「歯磨き頑張ってね!応援してるから!」
なんて言われたことがある人はいないはずです。
トイレで大をするときに、
「さあ、頑張って大をするぜ!」と
・・・は便秘気味なら思うかもしれませんが。
(↑年に1回あるかないかの無意味な下ネタm(_ _)m)
これまでOCPや個別コーチングやメール相談
などで私に
「中西さん、めちゃくちゃ勉強頑張ります!」
と言ってきた人は、私の記憶
している限り、ほぼ例外なく
「まだ勉強が習慣化できていない人」
ばかりでした。
つまり「頑張る」というのは、大半の場合
において、勉強を習慣化できていない人が
使う言葉だということです。
これから長い受験生活が続くわけですから、
いちいち「頑張る」必要があるようでは、
トータルで見たときにむしろ大した
パフォーマンス(生産性)を上げられないのです。
ではどういう状態が理想かというと、
「淡々といつも通りにやる」
という感覚になることです。
その感覚で毎日勉強できるようになる
ことが最重要ポイントになります。
たとえば私はこのブログをこれまで
1500回ほど配信していますが、もはや
「頑張る」なんて感覚はありません。
いつも通りの執筆作業を、
いつも通りにやっているだけ。
「ブログを頑張って配信する」という
言葉の意味がわからない感じです(笑)
勉強も全く同じで、「頑張る」のではなく、
「いつも通りの時間帯」に
「いつも通りの場所」で
「いつも通りに淡々と勉強をする」
・・・という感覚で毎日勉強できるかどうか。
そういう感覚になって初めて、
「勉強が習慣化した」
といえるようになります。
そこに「頑張る」という気持ちが入る
要素はほとんどないのです。
「よっしゃ!マジで頑張るぜ!」
と一瞬熱くなるのはいいのですが、
頑張っている感覚があるうちは、まだ
受験勉強のスタートラインあたりだと
思ってください。
逆にいうと、勉強が習慣化できたときは、
もうそれが毎日の当たり前の作業になるので
「頑張る」必要がなくなるヾ(´▽`)ノ
ということですね。
このポイントを理解してもらうために、
あえて少し強調して表現するなら、
【 受験勉強は「頑張る」必要はない。
むしろ「頑張る」ようではいけない 】
ということになります。
いかに早くその状態に持っていけるかが勝負です。
そんな「頑張らない」状態で勉強できる
ようになることが、これから受験勉強を
スタートさせる人にとっては最重要課題だと
覚えておいてください。
それではまた。