- 2011-2-12
- おすすめ記事, センター試験対策, 効率的な勉強法~中上級編~, 現代文の勉強法, 過去問の勉強法
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、過去問を勉強するときのコツを1つ。
多くの人は、なぜか英語や国語の過去問は、同じ問題を2回以上解こうとはしません。
数学など他の教科は割と2回以上やる人はいるんですが、
英語や国語のとくに長文問題については、「1度解いたらそれで終わり!」という人が多いです。
「長文問題は暗記するものではないんだから、答えを知っているのに2度同じ問題を解いても意味ない」
みたいに考えてしまってるんですね。
でもこれ、ちょっともったいないですよ。
もちろん、まだ何年分も過去の問題が残っているのなら、そちらを優先して解いていくのもいいと思いますが、
できる限り、英語や国語の長文問題であっても、過去問については2度以上やったほうがいいです。
個々人の置かれている状況によって、他のやるべきこととの優先順位の兼ね合いもあるでしょうが、時間の許す限り2度以上やったほうが合格率は上がります。
なぜなら、長文問題は、歴史のように丸暗記をするわけではないのですが、
「問題の出し方」「解答の導き方」については、志望校独特のものがありますので、それは何度も復習し、頭に叩き込んだほうがいいからです。
普通の問題集ならまだしも、なんせ「志望校の過去問」なのですからね。
暗記系の問題ではなく長文問題であったとしても、それに似たパターンの問題が本番で出る確率は非常に高いのです。
であれば、たとえ一度その問題をやって、答えがもうわかっていたとしても、
問題の特徴や出され方、その解答に至るまでの志望校独特のプロセスを、再度確認しておくことは、非常に有効な対策だといえるのです。
もしあなたが過去問の英語・国語の長文問題を、もう一通りすべてやり終わっている場合でも、
ぜひ本番までに1度だけでなく2度以上解いて、その独特の問題の出され方や解法パターンを、徹底的に頭に叩き込んでおきましょう。
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