- 2017-9-8
- おすすめ記事, オンライン自習室関連, 勉強の習慣化
こんにちは、中西です。
昨日の冒頭で、オンライン自習室の
早起きメンバーの話を書いたので刺激を
受けた人が多かったのか、
今朝は、開始時刻のAM5:00ちょうどの
1分間に、12人が一斉に利用をスタート
していました。これ最初の1分だけの話
ですからね(゚ロ゚;)ミンナハヤッ
その後も続々たくさんのメンバーが入って
きて、なんかもうAM6時過ぎですでに学校
でいう2時間目くらいの雰囲気になっております。。
日本全国くまなく探しても
こんなに早朝から活況を呈している
自習室や図書館はほとんどないんじゃ
ないでしょうかね。
このAM5時台に大勢が勉強してる映像
を観てるだけでもやる気が出まくるので、
その動画を録画したら高額で売れそう
な勢いです(←笑うとこ)
おかげさまで毎日新メンバーが絶賛
増加中ですが、募集は9月10日(日)まで
なので、参加検討中の方はお早めに。
太陽フレアにも微動だにしない
安定したシステムに感謝しながら、本題へ。
受験勉強の中には、やらなければならない
のは分かっているのに、なかなか手を付け
られない科目・ジャンルがある人も少なく
ないと思います。
基本的に嫌いなジャンルだったり、新しい
ジャンルで未知の内容が多かったり、単純
な内容すぎてつまらなかったり、とても複
雑すぎる内容だったり
・・・等々の理由で、手を付けるのが億劫
になり、いつまで経ってもスタートしない
勉強です。
こういう勉強については、放っておくとい
つまでたっても勉強に手を付けないまま、
時間がすぎていく可能性が高いです。
定期テストで出る分野などであれば、半ば
強制的にやらざるを得なくなりますが、
そういった強制力も働かず、自分の裁量で
進めていくものは、心理的に重いせいでス
タートが切れなくなりがちなのです。
受験まで全然時間が無くなって切羽詰まれ
ば、緊急性が上がるので手を付けられるで
しょうが、
そういった緊急性もまだなく、強制力も働
かない状況においては、自分なりに工夫を
しないと「やるのが億劫」という理由だけで、
全く勉強が進まなくなりがちです。
この状況を打開する方法はいくつかありま
すが、その中でもおすすめなのは、
「毎日、超・短い時間だけやる」
という方法です。
たとえば高3のときの私でいうと、英語の
文法が全然進んでいなくて「そろそろ
やらんと(;´Д`)」思いつつ、いつまで
経っても勉強が進みませんでした。
重要度は高いのに、心理的に億劫になって
いるせいで勉強が進まず、どんどん状況が
悪くなっていくわけです。
そういう場合にどうすればいいかというと、
「1日5分だけ」
でいいからやっていくのです。
タイマーを用意して5分に設定し、
「今日はこの5分だけ英文法をやる」
と決めてスタートボタンを押す。
さすがにたった5分だけであれば、まあやっ
てみようかなと思えることが大半です。
もし5分でもきついと感じるなら、
3分でも2分でもいいです。
「3分や2分では勉強なんて全然進まないやん」
と突っ込まれそうですが、この時点では
「勉強を進める」ことが目的ではありません。
「毎日この勉強をやっている」という
“既成事実を作る”
ことが目的なのです。
今日は3分、明日も3分、あさっても3分
・・・そんな形で1日3分ずつなら、
さすがにやれるわけです。
ただし、1日にやる時間は超絶に短いです
が、それを極力日を空けずに、毎日続けて
いきます。そうやって
「ここ最近ずっと毎日○○の勉強に手を付けている」
という“プチ実績”を作っていくのです。
そうすると、勉強量自体はたいして進んで
いなくても、その“プチ実績”のおかげで、
自分の中でその勉強に対する心理的な
ハードルがグーンと低下します。
これは人間関係などでも同じですが、
ずーっと長い間全く接することなく距離を
置いてしまうと、それに接することに対し
て心理的なハードルが大きくなってしまうのです。
ところがちょっとずつでも接していると、
その事実によって心理的な負担が一気に
小さくなります。
そうやって毎日3分ずつだけ継続してやって
いると、ある日ふと
「もうちょっとだけやろうかな」
と思えるときが必ず来ます。それも自分で
思っている以上に早くそういう気持ちに
なることが多いです。
しかし急がずその気持ちが自然に出てくる
まで、しばらく待って超・短時間を続けて
みてください。
で、ある日「もうちょっとだけやるか」と
思えたときに、初めて長めに時間を取って
やればいいのです。
これは受験勉強に限らず、何か新しい習慣
を身に付ける際に、その習慣に苦手意識が
ある場合にも有効な方法です。ようするに
「小さく始める」
ということですね。小さくてもいいので
「毎日○○をやっている」という
“プチ実績”を作って行ってください。
それによってその内容の勉強をする
ことに対する
「心理的なハードルを下げる」
ことに成功してから、少しずつ増やして
いけばいいということです。
なかなか手を付けられずに困っている勉強や
タスクがある人は、おすすめの方法なので
よかったら一度試してみてください。
それではまた。