- 2015-1-4
- 受験生が陥る不安・焦りの対処法, 未分類
こんにちは、中西です。
この時期の受験生は
よほど圧倒的な自信でも持っていない限り
「不安」や「焦り」という感情が出てきます。
私自身もセンター試験直前のこの時期は
不安で不安で仕方がありませんでした。
この不安や焦りという感情は、
普通の受験生であれば誰でも抱くものなのです。
よって、まず自分一人だけがそういった
不安や焦りにさいなまれているわけではない、
みんな同じような感情を抱きながら戦っているんだ、
ということを理解する。
これだけでもその感情が相当緩和されます。
その理解のうえで、実際にこの感情と
どう向き合えばいいのか。対策は2つしかありません。
1、目の前の勉強に没頭することで忘れる
2、不安感・焦燥感を楽しむ
1はもうそのままです。結局のところ、現在の自分を
センター試験の目標ラインまで到達させるには、
勉強をひたすらやっていく以外にありません。
どれほど不安を感じたところで、
勉強しなければ何も実力はつかない。
心配している暇があったら、その時間を1秒でも多く
勉強に没頭する。このマインドセットが必要です。
冷静に考えれば当たり前の話ですが、
あらためてここでそのようにスイッチを入れる。
これでもかなりその感情は抑制されます。
そして2の「不安感・焦燥感を楽しむ」については
「そんな気持ちになれない」と思われるかもしれません。
しかし、その不安感というマイナスの感情は
“あるプラスの感情”
と実は表裏一体をなしています。
これは脳機能学者の苫米地英人さんが
おっしゃっているのですが、
【 不安というのは「ワクワク」に変えられる 】
のです。
たとえばジェットコースターを思い出してみてください。
富士急ハイランドのFUJIYAMAなんか最高。
絶叫レベルの高いジェットコースターに乗るときは、
誰でも少なからぬ不安を感じます。ちょっと怖いわけです。
そして、ちょっと怖いからこそワクワクもしています。
怖くない乗り物にはワクワクしないのです。
そうです、何か目標にチャレンジするときの
不安感の正体とは、“ワクワク感”なのです。
よって、この時期に勉強していて不安になってきたなら
「不安というのは“ワクワク”と同じなんだ!」
というふうに認識を切り替えてみてください。
これだけでも、不安感をワクワク感に変えることができます。
よく言われる吊り橋理論(吊り橋という怖い状況を
一緒に歩いたカップルは恋に落ちやすい)という話も、
ようするに不安感とワクワク・ドキドキ感が
根本ではつながっている感情だからです。
だったらその感情にわざわざ「この感情は不安だ」と
自ら悪いレッテルを貼るのではなく、
「この感情はワクワク感だ」とプラスの解釈をした
レッテルを貼ればいいのです。
というわけで、あなたのその不安の正体は、
実はワクワクでもありますので、
ぜひ不安感を「ワクワク感」として認識を切り替えながら、
ラストスパートの勉強を集中して進めていってください。
なお、こういったマインドの切り替え方の話や
直前期の勉強法の話を、こちらの音声セミナーで
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