- 2012-3-24
- 1ヶ月100記事企画, 勉強のストレス解消法
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
先日、受験勉強を進めて行く上で生じる
ストレスの対処法についてお話しました。
簡単におさらいしますと、
ストレスには
1、突発的なストレス
2、蓄積型のストレス
の2種類があり、
突発的なストレス(ムカッとしたり、「クソ!」
「ちくしょう!」と感じる瞬間的なストレス)に対しては、
【 脳にストレス緩和成分のグルコースを
手っ取り早く送り込める「アメ玉」を舐めるといい 】
というお話でした。
今回はその続編。
上記のとおり、ストレスには
「突発的なストレス」と「蓄積型のストレス」
があるわけですが、
前者はアメ玉で対処するとして、
では、後者の
「蓄積型のストレス」
にはどう対処したらいいのでしょうか?
「蓄積型のストレス」というのは、
たとえば何時間、何日間とかけて
ジワジワ~と蓄積していくストレスのことですね。
実は、前回引用させていただいた
医学博士の吉田たかよしさんによれば、
「蓄積型のストレス」というものは
【 チョコレートを食べる 】
と解消されるということなのです。
・・・これ、勘違いしそうなので念のため書いておきますが、
たしか昨年のセンター試験前に、私はブログで、
「試験前にはチョコレートを一口食べると効果的」
という話をして、あるチョコレートを紹介したことがあります。
予想以上に反響があって驚いたのですが(笑)
ブログで記事を公開したあとも、
「センター試験前にチョコレートを食べました!」
とご感想メッセージもたくさん届きましたほど(^^)
実は、今回も同じ「チョコレートがいい」という話
ではありますが、
「試験前にチョコレートを食べる」という話は
【 脳のエネルギー源であるブドウ糖を補給して、
集中力を高める 】
という意味で「チョコレートを食べる」ということ。
一方、今回の話は
【 「蓄積型のストレス」を解消するために、
チョコレートを食べる 】
という話。
同じチョコレート効果の話なのですが、
食べる目的が違いますので、ごっちゃにしないでくださいね(^^;)
で、話を戻しますと、吉田先生によれば
「蓄積型のストレス」を解消するためのチョコレートは、
カカオマスの割合が多い
「ダークチョコレート」
のほうが、ストレス緩和効果が高いという
実験結果もあるようです。
さらに食べる量の目安としては
1日40グラム(板チョコ1枚分)くらいがいいそうですが、
当然のことながら、
あまり食べ過ぎても体に良くないので、
そのあたりは自分に合う形で調整してみてください。
というわけで、受験生活の中でストレスを感じたら
▼「突発的なストレス」→アメ玉
▼「蓄積型のストレス」→チョコレート(ダークチョコレート)
という形で、それぞれのストレスに
対処していけば、
余計な疲労を最小限に抑えて勉強を進めていく
ことができるでしょう。
(くれぐれも食べ過ぎないようにご注意を。
あくまでストレスへの対処法ですからね)
以上は、すべて科学的根拠に基づく話ですが、
大いにプラセボ効果(暗示にかかって、実際に効いてしまうこと)
も作用する部分だと思いますので、
アメ玉やチョコを食べるときには、
「これを食べたらストレス解消効果があるんだヽ(*^^*)ノ」
と思い込んで食べるようにしてみてください。
「科学的な理由」と「暗示効果」の
ダブルパワーで、
あなたの受験生活からストレスを
大きく消し去ってくれるはずです。
単なる間食にすぎなかったアメ玉とチョコレートが
あなたの受験生活の心強い味方になって
くれることでしょう^^