- 2012-2-25
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~中上級編~
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私の高校時代の親友で、1年生のときから常に学年トップにいたTというヤツがいました。
当時、学年ビリをはいつくばっていた私は(笑)別にTの勉強のやり方など気にもしなかったのですが、
ある日、たまたまTが放課後に英語の勉強をしているところに遭遇して、ちょっと驚いたことがあります。
生徒みんなに配られていた、ある英文法の教材(半分問題集のようなもの)があったのですが、ふと見ると、Tはこの教材を
机に「2冊」並べて勉強していた
のです。
もちろん学校からは1人1冊ずつしか配られていません。そこでTに
「お前、なんで2冊も持ってるねん」と標準語で聞きましたところ、
「こっちは直接書き込む用の1冊、もう1つはあとで問題を解くための1冊」
とおっしゃいました(゚口゚;
つまり、問題の解答をノートなどに書かずに、その教材に直接書き込んでいたということです。
ただし、それだと教材に答えが書かれて復習ができなくなるので、復習用にもう1冊持っている、ということでした。
わざわざノートに回答を書くよりも、教材に直接回答を書き込むほうが早いですし、
そこに回答が書かれてあれば、2回目以降の答え合わせや復習・チェックもしやすくなります。
私は「同じ教材を2冊持つ」という発想がなかったのでとても驚いたのです。
この話は「同じ教材を2冊持ちましょう!」という話ではなく(もちろんいいと思ったらやってみてください)、
「勉強の効率を上げるためには、常識に縛られないようにしましょう」
というお話。
別に「参考書は1冊しか持ってはいけない」というルールなんてないのですが、なぜか私はそう思い込んでいました。これが勝手に思い込んだ「常識」というやつです。
効率を上げるためなら、よくある勉強の常識は捨てて、
自分オリジナルなやり方をやってみることも、全然アリだということを覚えておいてください。