- 2013-10-2
- OCP関連の記事(旧アメブロ、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ついに10月に突入しましたが、あなたはもう「10月の目標」は設定しましたか?
つまり、参考書や問題集ごとに、10月中にどこまで勉強を終わらせるかという目標ですね。
月間目標というのは、その一ヶ月で「勉強に使える時間」が正確には読みにくいことが多いので、どちらかというと、ちょっとアバウトな目標にならざるを得ない部分があると私は思っています。
私が運営するOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)でも、目標設定のシステムとして必須化しているのは、「毎日の目標」と「週間目標」までなんですね。
月間目標をどうするかについては、システムとして報告必須にまではしてません。
そこはメンバーの自由裁量にしていて、月間目標の報告は、やりたくない人はやらなくていいし、やりたい人はやってくださいという仕組みになっています。
(だからといってそれが不要ということではなく、OCPシステムとして強制まではしていない、ということ)
先に挙げたとおり、月間の目標というのはその1ヶ月の時間が読みにくいので、ややアバウトな感じにならざるを得ない部分があります。
「だいたい10月中にこのあたりまではいけるはず!いや、いかないとやばいぞ!」みたいなアバウトさですね(笑)
ようするに、毎日の目標や週間目標にくらべて「月間」は期間が長い分、適正な目標を設定しにくいのです。
そこで私がおススメなのが、
【 「最低目標」と「チャレンジ目標」に分ける 】
という方法。これはたとえば、10月の英語の参考書の目標を設定するときに、
「最低ここまでは絶対に行きたい。」
「最低ここまでは行っておかないとまずい」
と思えるラインの目標をまず1つ設定します。それが110ページまでなら、「最低目標:110ページまで」となります。
そして、それより高い目標として
「行けるならここまで行ってしまいたい」
「ここまで行けたら素晴らしい」
と自分の中で思えるチャレンジ目標を、もう1つ別に作っておくのです。
それが130ページまでなら、「チャレンジ目標:130ページまで」となります。
こうしておけば、「最低でも110ページまでは行かないと!」という気持ちのスイッチが入り、そのラインを強く意識しながら勉強できる上に、
月の途中で「110ページまではなんとか終わりそうだ」と思えたとしても、気を抜くことなく次のチャレンジ目標に意識が向かい
「よし、こうなったらチャレンジ目標の130ページまでなんとか行ってみよう!」
というふうに、自然に次のより高い目標に向かえるようになるのです。
一つだけの目標しかない場合、それを達成できそうになった段階で気がゆるみかねませんし、
(月の途中で月間目標を「上方修正」するという方法もありますが、これは心理的にしんどいですし、達成した時点で満足してあまりそういう気持ちにもなりにくいです)
逆に最初に、チャレンジ目標なみの目標だけしか設定していなかった場合、それがもう達成不可能と判断できた時点で、一気にやる気が萎えてしまいかねません。
そういった低めの目標が達成できるのがわかって「気のゆるみ」が出てしまったり、
高めの目標を達成できなくて「やる気が萎える」ことを防ぐために、
最初から「最低目標」と「チャレンジ目標」の2つにわけて設定しておくということですね。
チャレンジ目標が達成できなくても、最低目標はクリアできていれば心理的にも悪くないですし、
チャレンジ目標が達成できた場合には、かなりの満足感を得られるわけですヾ(´▽`)ノ
というわけで、月間目標を作成する際に、「今月はどれくらい勉強できるか、時間を読むのがちょっと難しいな」と感じるなら、
「最低目標」と「チャレンジ目標」の2つに分けて、目標を設定してみるのがおススメですね。