こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、現代を代表する小説家、
村上春樹とスティーブンキングの
私が最近発見した“ある共通点”をシェアします。
村上春樹といえば、海外では
おそらくもっとも有名な
現代日本の小説家だと思います。
一方、スティーブンキングも
かなり有名な小説家ですので、
ご存知の方も多いかと。
スティーブンキングの作品は多すぎて
何が代表作かよくわかりませんが、
私の知ってるところだと、映画の原作となっている
「スタンドバイミー」
「グリーンマイル」
「ショーシャンクの空に」とか。
全部歴史に残る素晴らしい映画です。
そういえば数年前に
「ミスト」という彼のホラー映画も
見た記憶があります。この映画はすごいラストでした。
2人は現代において
東西を代表する小説家といえますが、
彼ら2人の仕事のやり方を調べてみると、
面白い共通点がありました。
なぜその共通点を取り上げるかというと、
小説家の仕事というのは基本的に
「一人で机に向かって執筆する」
のがメインですから、
受験生が受験勉強をするのと
スタイルが極めて近いわけで、
参考になる部分が多いのです。
ということで、私が発見した
この現代を代表する2人の小説家の
共通点をご紹介しますと、
【 午前中しか執筆をしない 】
という点です。
なんと2人とも現代を代表する小説家なのに、
作品を書くのは午前中だけ!
2人とも午後はもう執筆をしないで、
読書や他の活動をしています。
もう少し厳密に言うと、
村上春樹の場合は、4時頃に起床して、
その後1時間ほどジョギング。
そこから執筆を6時頃から13時頃まで7時間やると。
つまり、「午前だけ」と言っても、
早く起きて7時間ほど執筆されています。
スティーブンキングの方は、
執筆時間は午前中の4時間だけとか。4時間!
一般的に小説家といえば、
夜中に頭をかきむしりながら徹夜で作品を
書き上げるようなイメージがあると思います。
しかし、歴史に残る名作を次々と
世に送り出してきたこの両作家が、ともに
「午前中しか仕事をしない」
というのは、とても示唆に富んだ話です。
一日中だらだら執筆をするくらいなら、
午前中の一番集中できる時間帯に
2倍集中して一気に書き上げる、という考え方でしょう。
個人的には、非常に賢いやり方だと思います。
これをそのまま真似するのは難しいとしても、
この考え方(「午前に大きく比重を置く」)を参考にして、
自分の状況にあわせて、可能な限り応用してみてください。
別にこの2大作家に限らず、
大半の人は午後になると
集中力が著しく低下することが多いわけです。
私もコツをつかむまでは、
午前と午後はまるでジキルとハイドのように豹変していました。
「ついさっき、午前中はあんなに
やる気がみなぎっていたのに、
あのときのオレ、一体どこに行ったんだー・゚・(ノД`;)・゚・」
と嘆きながら、魔の14時の眠気に耐えられず、
机の上でスヤスヤと夢の世界に入ったことが、
何度も何度も何度も・・・ありました(笑)
午後の眠気はちょっと工夫すれば解決しますが、
それでも午後に一定レベルまで
集中力が低下してしまうのは避けられません。
よって、私の場合は午前中に
「1日のもっとも重要な仕事」
をやり終えるようにしています。
よかったらあなたもこの考え方を
参考にしてみてください。
とくに一日中勉強に使えるような日は、午前中に
「重要な勉強」
「重い勉強」
をほぼ終わらせるイメージで
予定を組み立てるのがいいです。
すると、午後からは心理的にとても楽になり、
1日トータルの生産性も高くなります。
1日のストレスを最小限に抑えて、
最大の効果を出したいなら、
午前中は「重要」かつ「重い」タスクをメインに
計画を組むのがおススメです。
P.S
「大学生活のすごし方」について
解説した教材をまもなくリリースします。
これまでほとんど明かしてこなかった
中西の大学時代の話なども満載です。
内容としては・・・
(以下、あくまで暫定の予定です。
内容は一部変更する場合もあります)
<大学生活パーフェクト攻略法(仮)>
■大学とはどんなところか
・大学は何を学びに行く所なのか?本音で語る大学論。
・なぜ大学の授業はあれほどまでに面白くないのか?
・大学は「学問を学ぶところ」は本当か?
・それでも大学を中退したらダメな理由
・それでも「偏差値の高い大学」がいい理由
■大学で何を学ぶべきか
・受験を頑張りすぎた人ほど陥りやすい「五月病」「燃えつき症候群」
・大学が提供するコンテンツからは、ほとんど何も得られない構造的な理由
・あなたはどちらのタイプ?大学で「遊びまくりたい派」「勉強しまくりたい派」についての考察
・大学では絶対教えてくれない「勉強の危険性」「勉強に逃げる心理」について解き明かす
・大学の授業をマジメに受けるべきか、否か
・大学で遊びまくるほど、いろいろ“得”をしてしまう謎
・大学時代にしか出来ないことをやれ!
・中西が大学時代にやって満足してること、やらずに後悔したこと
・中西がフィリピンでのボランティア活動で感じたこと・学んだこと
・大学でバイトに明け暮れることによる、わずかなメリットと大きなデメリット
■受験生活と大学生活と社会人になること
・大学1年生から就職を意識しなければならない理由
・「受験の勝ち組=就職の勝ち組」とはならない理由
・就職活動は面接で決まる。そのときチェックされるポイントが、大学生活を送るポイント。
・中西が面接官だったときに学生の何を見ていたか
・「会社」「組織」を知らずして、大学生活を送ってはいけない理由
・公務員や専門家(医療・法律関係など)になる場合はどうなのか?
・求人倍率400倍の超人気企業に内定した中西の元カノの就活裏話
・自分にとってすごい経験でも、面接官から見たら「よくある話」
・「受験で勝つ能力」と「社会で勝つ能力」の大きな共通点、
残酷なまでの相違点を知ること=大学生活で後悔しないカギ
ざくっとこんな感じの内容になる予定。
お楽しみにー