- 2011-2-26
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今日は、「休日の過ごし方」についてのちょっとした話を。
「休日の過ごし方」なんていうのはもちろん人それぞれですので、基本的には好きなように過ごして頂ければいいと思うのですが、
ただ実際のところ、休日を
「平日のストレスを取り除く」
とか
「週明けから元気に過ごせるようにエネルギーを充電する」
といったような意味合いでとらえた場合、
「賢い休日の過ごし方」と「ヘタな休日の過ごし方」といったものがあるように思います。
とくに、個人的に「ヘタな休日の過ごし方」だなぁと思われるのは、
一日中、家にいてゴロ寝
っていうパターン。まあたしかに、それなりに気持ちいいのはわかるんですけど(笑)。
いつも朝目覚ましにたたき起こされるような感じで無理やり起きている人は、休日に11時くらいまで寝て、
朝食か昼食かよくわからんような時間にご飯を食べ、
なんかそのままゴロゴロと部屋の中で漫画読んだりゲームしたりYouTubeみたり昼寝したりしてるうちに夕方になり、
友達とかとメールしてるうちに、テレビでたいして面白くもない番組が始まって、
「つまんねー番組」「何でもっと面白い番組がないのかね」とか文句言いながら時々笑ってダラダラ見ているうちに夜になり、
気づいたら休日終了。
みたいな一日のことです(笑)。ある意味、一番ラクな過ごし方なのかもしれませんが、何が良くないって、やってる内容がどうこうというより、これでは、
エネルギーが充電されない
のです。端的に言えば、まったく体を動かしていないから。
人間とは不思議な生き物で、理論的に考えたら「1日中じっとしている」ような状態であれば、
カロリーを消費しないわけですから、「体内にエネルギーが充電されて元気になる」と考えるほうが理屈には合います。が、なぜかそうはならない。
1日中じっとしていた場合、たしかにカロリーは消費しませんし、エネルギーも消費しないのでそのときは疲れませんが、
休日が明けると、「非常にエネルギーの低い状態」からスタートすることになります。
なぜかというと、人間のエネルギーは「循環する」ものなので、
エネルギーを放出しないと、エネルギーが入ってこない
からです。乾電池みたいに「使わなければ、ずっと充電されたまま」とはならない。
人間の場合、エネルギーを「出す」から「入ってくる」のであって、体内に残しておこうとすると、逆にどんどんその値は減っていきます。
たとえば事故や病気などでずっとベッドの上にいた人。体を動かしていないからエネルギーが蓄積されていく、なんてことにはなりませんよね。
この場合、逆に元気が少しずつなくなっていきます。エネルギーが循環していないからです。
こういった人間の特徴を考えたとき、休日明けにもっともエネルギッシュな状態でスタートする方法は、
休日に、遊びに行くなりスポーツするなり、何でもいいので体を動かしてエネルギーを放出させることです。
実際、社会人でも平日に元気でバリバリ仕事をしているタイプの人は、たいがい休日に山登りとかトライアスロンとかクラブで踊りまくるとか、
何らかの形で激しくエネルギーを放出している人がほとんどです。
逆に、休日で家でずっとすごしているタイプの人は、エネルギーが循環しないので、テンションが低い人が多いです。
そんなわけで、週明けから元気にすごしたい人は、休日に「一日中家でずっとゴロ寝」はやめたほうがいいでしょう。
必ずしもスポーツをする必要はありませんよ。遊びでもデートでもプチ観光でも何でもいいので、外に出て体を動かしエネルギーを循環させるようにしてみてください。
きっと休日明けに、いつもよりエネルギーの高い自分に出会えるはずです。