- 2011-5-4
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
まもなくですが、このブログで爆弾を投下します。
くわしくはまだ言えませんが、受験生のあなたにとって超役立つ新企画です。高1~高2の方にも役立ちます。
前からブログのはしっこの方でこの新企画の予告はしていたのですが、ようやく準備がほぼ整いました。
そしてこの試みは、受験業界初となります。たぶん松田優作ばりに「なんじゃそりゃー!」って思われるでしょう。
ま、詳細はそのときにお話します。あと1週間もかかりません。
ただ、数日でもその記事を読むのが遅れると、企画に参加できなくなると思いますのでご注意を(早いもの勝ちになる可能性が高いため)。
興味のある受験生の方は、あと1週間ほどはこのブログを毎日チェックしておいてくださいね。
さて、意味不明な予告はそのへんにして本題へ。
受験生をとりまく環境には、うさんくさい迷信のようなものが、実はけっこうあります(というか、ありすぎるくらい)。
たとえば、これまで私が受験生とやり取りしてきた中で発覚している、受験生が先生・先輩・友人から言われたおかしな言葉だけでも
「授業は予習がすべてだぞ!」
「1日6時間は寝すぎ」
「現代文はセンスだから頑張っても仕方ないよ」
「1時間半ごとに休憩を入れるのがベスト!」
「授業さえしっかりやっておけば受験は突破できる」
「11月にC判定とったからもう無理」
・・・とかなんとかまあ、キリがないのでやめときますが、私から見て「もうどうなってんのよまったく(`Д´)」
と叫び出したくなるくらい、おかしな迷信のような言説がいっぱいまかりとおってたりするのです。
このブログの過去記事でも、そういったおかしな誤解について何回となく解説してきましたが、
(ちなみに集中力についての世間の数々の誤解をまとめたのがこちらのメール講座↓。まだの方はさっさと見ておきましょう。勉強スタイルが激変するでしょう。解除も1クリックでできますから)
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結局、そういった受験生の周囲でまかりとおっている情報が、正しいのか間違っているのかなんて、受験生本人が見抜くなんてことはたぶん無理でしょう。
だからこそ、(変な言い方かもしれませんが)中西のような学校や塾とは少し距離をおいて、客観視しやすい立場の人が書いた情報というのは、
時々チェックしておく必要があると思いますし(はいまた自分で言った\(・ω・)/)
そうした情報を入手しておくことで、「正しい情報を入手した人が受験を制する」という「情報戦」の側面も持った、
この受験戦争なる戦争(というと聞こえわるいですが)を勝ち抜く可能性が高まるのです。
以上をふまえて今日のテーマへいきますが、
私が最近、これはもはや「迷信」に認定してしまってもいいんじゃないかと思っているものが
偏差値
というやつです。
おかしな話なんですが、実際「偏差値こそが受験生の実力の絶対的な判定基準!」くらいの勢いで思われてる方も少なくありません。
よくあるパターンが、
「志望校の偏差値が65。自分の前回の模試の偏差値が51だった。だから、偏差値をあと14あげれば合格レベルに到達する(・∀・)」
みたいな考え方。
この思考パターンに陥ってしまっていると、危険です。危険きわまりないです。
そもそも偏差値って何なのかって話なのです。「平均点を50として自分の点数を表したもの」というのは基本中の基本。
で、あなたの偏差値というのは、模試や学校のテストの結果として出てくるものですが、
そもそもその模試やテストを受けている人にはいろんな人がいるわけで、一人一人志望校もぜんぜん違うわけです。
しかも、模試やテストに出る問題は、たしかに良問が出題されることが多いのですが、「あなたの志望校の出題傾向」とはまたぜんぜん別です。
したがって、(模試を受ける事自体はいろんな意味でとても価値があるのですが)
そんな受けてる人のレベルも出題内容も自分の志望校とはまるで違う環境における、「相対評価」でしかない偏差値や判定を見たところで、
実際のあなたの受験本番における合格可能性なんて、正確に出るはずがないのです。
あなたが入試に合格するには、志望校の出題傾向に合わせて勉強し、本番で合格最低点以上になればいいわけです。
であれば、いろんな志望校の人がごちゃ混ぜになって何万人も受けていて、
さらに、自分の志望校の出題傾向とは違う問題がたくさん出ている模試の結果である「偏差値」の数字に一喜一憂して、
いったいどれほどの意味があるんでしょうか?正直、私にはよくわかりません( ̄△ ̄)
そんなわけなので、(志望校限定の早大模試・東大模試みたいな模試ならともかく)
ふつうの模試については、偏差値なんて気にする必要はほとんどないと思います。
むしろ、そこでちょっといい結果が出て浮かれる方がよほど危険です。
模試はどんどん受けていいです。何度でも受けるべきなのです。でも、結果は気にしないこと。
「偏差値なんて○○くらえ」(○○には下品な放送禁止用語が入るためカット)くらいに思ってもいいかと個人的には思います。
わかりやすく数字として出るので、「偏差値」はつい重要視してしまいがちですが、
最後の最後まで志望校をあきらめないためにも、
「偏差値」という化け物(実体がないのに人をビビらせるから「お化け」みたいなもんかと。。)の本質を今のうちにしっかり理解しておき、
そんなものに惑わされないで自分が今やっていることを信じて、
これからの長いようで短い1年弱の受験勉強を、しっかり地に足着けて進めて行ってほしいと思うのです。