- 2011-7-24
- 勉強の集中力をアップさせるテクニック
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
さて、いよいよ大半の学校で夏休みがスタートしましたが、
あなたはどこで勉強をしていますか?
人それぞれ、自分にとって勉強しやすい場所があると思います。
自習室、図書館、自宅、学校、ファーストフード店、ファミレス
などなど。どこで勉強しようが、まあ集中できる場所ならどこでも構いません(どないや)。
で、注意すべきは自宅で勉強する場合です。
自宅で勉強する場合は、外の施設で勉強する以上に、いろいろと注意が必要です。
なぜかというと、家には集中力を削ぎ落とす魔物がウヨウヨとひそんでいるからです。
基本は、そんな集中力が落ちるリスクの高いところで勉強するよりは、
さっさとその場から逃げ出して、「集中力が落ちるリスク」が少ない環境に身をおいたほうが安全です。
とはいえ、いろんな事情で、自宅で勉強をやらざるを得ない人もたくさんいらっしゃいます。
そんな方のために、これまでたくさんの集中力アップノウハウ&集中力ダウン防止ノウハウをお伝えしてきましたし、
今後もたくさんお伝えしていく予定です。書きたいネタは山盛りてんこ盛りありますので。
とりあえず、自宅で集中する自信がないのに、自宅でしか勉強ができない(T-T)という状況の人は、
非常に多くの方から絶賛いただいたこちら の“こきざみ勉強法”(以前本当にそう言われた(ーー;))は、少なからずお役に立てると思います。
そういえば、余談ですがちょっと前にある教育関係の方が
「自宅で集中できないから自習室や図書館を使う?そんなことを言ってる意志の弱い奴は、受験なんてやめちまえ!」
的な主張をされていて、腰が抜けそうになりました。もうね・・・ホント頼みますわ。。
「勉強に集中したいのに、うまく集中できない(ToT)」
という悩みを経験したことがない人がアドバイスをすると、こんな意味不明なアドバイスになるわけです。
その点、私は優秀なのですw。なんといっても、「勉強に集中したいのにまったく集中できない。゚(゚´Д`゚)゚。」とか言って、長期間ものすごく悩んできましたから(笑)。
なんでもそうですが、「できない状況から、それを克服してできるようになった人」のほうが、人に教えるには適してます。
学校や塾の先生でも、もともと成績悪かった人のほうが、教え方がうまいことが多いです。
もし私が、もともと自宅でもどこでも、何時間でも集中できるようなデキる男(?)だったら、“こきざみ勉強法”も開発されることはなかったはずです。
なんせ、こきざみな勉強法なんですからね(「こきざみ」と言われたショックがデカすぎましてつい。。)
つまり、あれは集中力弱者だったから開発できた、“弱者の戦略”なわけですね。だから、自宅で集中することに悩んだら、まずはこれ を試すべし!
で、さらにテクニックはいくつもあります。
たとえば、自宅で一日中ずっと勉強する場合、思っている以上に重要になってくるのが
服装
です。
なんか「服装」というと、よく心理学的な話で、
「○色の服を着ている人は、こんな性格・気分の人です」
とか
「自分に○○○なイメージを持たせたい時は、△△な服装をしましょう」
みたいな、ようするに全部「相手からどう見られるか」の話ばっかりよくされるのですが、
ここでお伝えしたいのは、「相手からどう見られるか」ではなく、
「自分としてどう感じるか」
という視点での、服装のあり方。
だいたい普通ですと、
外出中は「しっかりキメた服装」
帰宅したら「ゆる~い服装」
ってのがパターンですが、勉強を自宅で1日集中しようという人がこのパターンを継承してしまうと、
途中で挫折してしまうのはある意味当然です。
だって、自宅に帰ってきてリラックスした気分を味わいたいために、「ゆる~い服装」に切り替えるわけだし、
「キメた服装」だと気分がしまって、リラックスしたゆるい気分で休息することができないから、着替えるわけです。自分でもよくわかってるわけです。
なのに、1日勉強するときに、そのゆるい服装のままだったら、
多少は集中できても、半日、1日といった長丁場では、集中力の持続は困難をともないます。軽くブレーキかけながら自転車をこいでるみたいなもんです。いつ止まってもおかしくない(笑)
人間の心というのは、「型」で簡単に左右されます。
渋谷あたりを歩いてる品のなさそうなギャル(失礼!)でも、成人式で着物を着たとたん、
背筋も伸びて、なんか急に顔つきまでピリッと品が出た感じになったりするわけです。偏差値が3つくらい上がった顔つきになります。
警察官は、あの制服だから本人も周りも緊張感がただようのであって、
もし警官の制服が、青い縦じま模様のフニャフニャのつなぎだったりしたら、警官本人の気が引き締まらないのはもちろん、不良の中高生になめられます(笑)
それほどに、型(ここでは服装)というのは、気分に大きく作用するものですので、
自宅で半日、1日といった長時間勉強する必要がある人は、自宅だからといって服装をゆるめるのではなく、
なるべくしっかりした、いつでもすぐ外出できるようなレベルの服装を心がけることをオススメします。