- 2014-12-12
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験勉強も佳境に入ってくると、
「1日の重み」がどんどん増していきます。
このとき大切になってくるのが
「寸暇を惜しむ」
というマインドセットです。
「寸暇を惜しむ」ということは、つまりは
「一日中神経を研ぎ澄ませて、
決して時間を無駄にしない!」
という心のスイッチが入っている状態ですね。
ここで重要なポイントは
「いかに余計なことに
頭を使わないようにするか」
という視点です。
人間はとにかく自分で思っている以上に、
余計な思考・余計な判断に頭を使って
エネルギーをすり減らしているからです。
たとえば勉強をするときに、
机の上や部屋の中が散らかっていたら、
かりに勉強するスペースが確保されていても、
その「視界に入ってくる乱雑さ」だけで
集中力がそぎ落とされます。
私たちはたかがそんなものにすら、
エネルギーを奪われているのです。
ふだんから最大限に神経を研ぎ澄ませようと
している人たちは、こういう小さな思考・判断が
積み重なって、脳からエネルギーを
奪っている事実をよく理解しています。
この点で先日気づいたのが
アインシュタインとFacebookの創業者
ザッカーバーグCEOの共通点です。
ザッカーバーグ氏はまだこれから
真価が問われる部分もあるでしょうが、
いずれにしろこの二人は
世界に大きな影響を与えた人物たちです。
この世界的な業績を残した二人の共通点は・・・
【 毎日同じ服を着ている 】
という点です。
ずーっと、毎日毎日、
同じ服を着ているのです(゚д゚;)
理由は簡単で、
「今日は何の服を着ようかな?」
という服の選択をいちいちすることが
脳から本来重要なことに使うためのエネルギーを
わずかながらも奪っていることに
彼らはよく気づいているからです。
今思い出しましたがアップルの
ジョブズもそうでしたね。
神経を極限まで研ぎ澄ませて
頭を使っている人たちは、
そういうことを非常に敏感に察知します。
前に少しアインシュタインの相対性理論を
調べてみたことがあるのですが、
私が超文系なのをさっ引いても、
同じ地球人が考えたとは思えない
ぶっとんだ思考体系で作られていました(;゚ロ゚)
彼が朝から晩まで、頭を死ぬほど
フル回転させていたのは
用意に想像がつきます。
ザッカーバーグ氏や
ジョブズ氏らにしてもそうでしょう。
彼らはそうやって頭をフルに使い切るために
可能な限り、日常のあらゆる行動をパターン化して、
余計なことに脳のエネルギーを
使わないように細心の注意を払っているのです。
イチローが毎日同じことを、
同じ時刻に、同じように実行している
パターン化生活も有名ですね。
受験生の直前期も、まさにこの境地に
少しでも近づいてほしいと私は思っています。
これから「寸暇を惜しむ」ような
時間の使い方を、本当にリアルに
実践して行きたい受験生の方は、
ぜひこの1~2ヶ月間だけでも、
自分の全思考エネルギーを
勉強に費やすつもりで、
日常生活の余計な思考・判断・選択を
極限まで排除する工夫(パターン化)
をしてみてください。
やってみるとわかりますが、
案外そこまで神経を研ぎ澄ませた生活を
するのは楽しいものですよ。
人間の心は、何かに没頭しているときが
一番楽しめます。
寸暇を惜しむ緊張感のある生活を、
ぜひ期間限定で楽しんでほしいと思いますね。