- 2013-5-19
- OCPの関連記事, OCP関連の記事(旧アメブロ、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
これまでもそうだったんですが、今回のOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)の2013年度においても
本当にいろんなバックグランドの方々がメンバーとして参加申請されています。
この数日ご紹介している記事を見ても、ふつうの大学受験生・資格試験受験生の方ももちろん多いのですが、
ユニークな背景の人・いい意味でキャラの濃い人も本当に多いです。
▼関連記事
「ネット+参考書学習」が最強になりつつある理由
コーチングで受験勉強が楽しくなる理由
【コメント付き】私たちがOCPに参加する理由
私たちが「再び」OCPに参加する理由
「世の中には、こんなにもいろんな背景を持った受験生たちがいるのか!」
と毎回驚かされております。
OCPを始めた当初は、私は自分の受験生時代を振り返って、
「受験生って、こんなにいろんな背景を持った人ばっかりだったっけ??」
と不思議だったのですが、まあよく考えたら、当たり前なんですよね。
たとえば私は受験生のころは浪人して京都の予備校に通ってましたけど、
そこには膨大な数の受験生がいましたが、その一人一人がどんなバックグランドを持って受験しているのかなんて、まったく知りませんでした。
よっぽど親しい友達にでもなれば別ですが、そうでない限りは、何百人も同じ教室で授業を受けているのに、
その同じ受験生たちがどんな人たちなのか、互いに全く知りませんでした。
そういう「いっぱい受験生がいる一斉授業」というのは、ある意味でリアルに「人が周りにたくさんいる」という意味での刺激は受けられるのですが、
個々の一人ひとりの受験生たちが、いったいどんな背景を持った人たちかわからないため、一人一人に実は強烈な個性があることに気づかなかったんですよね。
ところがOCPというのは、オンライン空間ではありますが、全員が自己紹介をして、
どんな理由でどんな大学・資格を目指しているのか、
どんな夢を持っているのか、
そして日々どんな勉強をしてどんな反省をしているのか、
どんなことに悲しんで、どんなときに喜んでいるのか
・・・といったその人の人となりや受験生活が、かなりのところまでわかるようになっており、
メンバー同士がお互いにそれを理解しあいながら、受験勉強を進めていくシステムなのです。
ですから、意外に思われる方もいるかもしれませんが、リアル世界では得られないほどの濃い人間関係になることも少なくないです。
あなたも経験があると思いますが、リアルの友だちや恋人や家族に対して、実際に面と向かって言えないことを
メールを介して伝えることで、よりその人との関係が親密になっていく、ということがよくあります。
ネットだから関係性が深まらないとか、ネットだから味気ない人間関係に決まっているとか、そんなことはハッキリ言って全くないのです。
私はもう5年以上会っていない友達が何人もいますが、メールのやりとりはよくやっていますから、関係性は途切れません。
それどころか、メールで関係性が以前よりもどんどん深まっているのを感じます。繰り返しますが、直接は会っていないのに、です。
メールなどの活字だけのやりとりでも、人と人はつながれます。関係性も深めて行けます。
余談ですが、以前私はある有名なニュースサイトの若手経営者の方にインタビューしたことがあるのですが、
その方に会社の創業メンバーはどういう人たちなのかを尋ねた際に、
「以前からブログでつながっていたメンバーだけで集めた。
創業で会うまではそのメンバーたちの顔も知らなかったけど、
ネットを介してやり取りをしていく中で、どんな人物かよくわかっていたので創業メンバーに入ってもらった」
とおっしゃっていたんですね。
つまり、その社長さんは距離的に会うことが難しい人たちと何年かネットのみでやりとりをしていたと。
で、そのやりとりを行っていく中で、「この人は十分に信頼できる」と判断し、
それまで会ったこともなく顔も知らない人だったけど、一緒に会社を立ち上げるメンバーになってもらったということなのです。
逆に言えば、知らなかったのは顔くらいで、あとは長期間のやりとりで全部その人のことはわかっていたから仲間になれたと。
会社の創業メンバーといえば、人生の同志です。ある意味、友だち以上の関係です。
その人生の同志を、ネットだけの関係から集めたということだったのです。
こういう話はけっこうあって、このアメブロの運営会社出身の、ある女性ネット起業家の方にお話を聞いた時にも同じようなことをおっしゃっていました。
その方は、ネットのオンラインゲーム内(!)でやたら面白いキャラだった男の子(当時大学生)を社員が発見したのを聞いて、
「この子は才能がある!」と思って、なんと「ゲーム内で社長が採用面接」をして、スタッフに採用したとおっしゃってました。
10歳上の社長にタメ口で話す男だそうですが(;゚Д゚)、全然問題ないとのこと。
私は当時これらの話を聞いて「顔もしらない相手をよく創業メンバーやスタッフにできるな」と思ったものですが、今思えば全然ありえる話だと理解できます。
実は私自身も、その後何度となく「顔の知らない人」とネットを介して仕事をしたこともありますから、今となってはもう当たり前に近いです。ましてOCPをスタートさせてからは、確信に変わりました。
もちろん、1日や2日のネットのやりとりで、その人がどんな人物か理解しきるのは難しいとは思いますが、それはリアルでも同じなわけです。
ネットであっても、付き合いがスタートしてある期間を超えてくると、リアルと同様に、もうその人がどんな人なのか嫌でもかなりのところまでわかってしまいます。
個性や人格というのは、ネット空間であっても、何週間~何ヶ月とやりとりしていくとほとんど隠すことができないんですね(゚o゚;
ようするに何が言いたいかといえば、ネットのみを介したつながりでも、十分に人間関係を深めていくことができるということです。
OCPは全国各地からメンバーが参加されています。去年も北海道から沖縄まで、どころか、海外在住で海外から参加されるメンバーも何人いらっしゃったか数え切れないです。
(海外から参加される方の多くが、よく「時差」のことを気にされるのですが、OCPにおいては時差というのはほぼ全く問題にならないですよ。海外から参加検討中の方に念のため。)
最終的に同じ大学を目指す者同士が、全国各地から参加して、OCP内で切磋琢磨しあう。
そして一緒に合格した後、はじめて会ったときには、初めて顔を見たその相手に、あなたはこう言うのです。
「今日はじめて会ったのに、全然そんな気がしないね!」
リアルで知り合った後に、ネットでつながりを深めていく人間関係もあれば、
ネットで知り合った後に、リアルでつながりを深めていく人間関係もあるのです。
このあたりの感覚は、ネットで人間関係を作った経験のある人にしかわからない感覚だと思いますが、ネットで人間関係を深めていくことができるのは、間違いなく事実です。
とうわけで、せっかくこんなに面白い文明の利器(=ネット)がある時代にお互い生まれたのですから、ぜひOCPでも無料のソーシャルメディアでもなんでもいいですが、
この文明の利器をうまく受験に利用して、充実した受験勉強ライフを送ってもらいたいと思いますね。