- 2012-7-3
- おすすめ記事, 受験生が陥る不安・焦りの対処法
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私は昔、アルバイトで「テレアポ」をやっていたことがあります。
社会人になってからも、一時期相当やっていました。
このブログは10代の方が多いので、一応説明しますと
テレアポというのは「テレフォンアポインター」の略です。
ようするに、お客さんの家に電話をかけて、自社の商品について
「ご案内する」(ようは営業(-_-;))
というものです。「バアちゃん、オレオレ!」などは一切言いません。
商品を案内せずに、アポイント(担当者が説明に伺う日時の約束)だけ
とることを目的にしたテレアポもあります。
ちなみに私は商品案内、アポ取り、法人向け・個人宅向け
全部やってますが、法人向けのアポ取りが一番ラクです。
とはいえ、アルバイトでやる場合は
他のバイトに比べてテレアポは少し高給なことが多いのですが、
その理由は仕事がキツイからと、
1件アポが取れた場合の利益率が高い(場合が多い)からですね。
前置きが長くなりましたが、
このテレアポというのは、ものすごく仕事の力量に差がでやすい仕事です。
つまり、アポを取れる人はガンガンとるし、
アポが取れない人は、いっこうに取れない(つд⊂)
べしゃりの才能も左右する部分があり、
私のバイト時代に、17歳で月収40万以上の奴とかいましたね。
このテレアポでめっちゃ成績がいい人には、ある共通点があって、
【 断られても全く気にしてない 】
ということです。
客に電話して仮に「そんなもんいらない!(゚Д゚)ノ」などと怒鳴られても
いっこうに気にせず、次の客にすぐ電話をかけられる人。
こういう人でないと、この仕事は続けられません。
断られても、断られても、気にせず次に進んでいくタイプです。
逆に、断られるたびにイチイチ落ち込んでいる人は、話にならないわけです。
落ち込んでいるということは、そこに時間をとられているわけで、
電話をかける件数も減るし、当然アポの成約率も落ちてしまいます。
実は、受験勉強というのはこれに似たところがあって、
電話をかけて「断られる」ことこそないものの、
心理的に「凹(へこ)む」ことは少なくありません。
模試の判定が悪かった、
定期テストでいい点がとれなかった、
過去問が全然解けなかった、
先生に「お前には無理だ」と言われた、
などなど、受験の1年を通して何一つ辛いこともなく過ごせる人の方が稀なわけです。
ただ、最終的にそれでも勝てる人というのは、いちいちそんなことで凹んでいても
何もプラスにならないことを知っています。
つらいことがあっても、事実は事実として受け止めるが、いちいち落ち込まない。
テレアポで成績がいい人が、断られても断られても、気にしないで次に進むように、
受験でも、イヤな事実を突きつけられるたびに、あまり気にせず
どんどん前に前に進んでいく人の方が、確率的には圧倒的に合格する可能性が高いです。
「落ち込んで立ち止まると、可能性がどんどん遠のく」
というのは、何事にも共通する真理ではないかと思います。
落ち込むのはほどほどに。
本当に合格したいなら、さっさと切り替えて、次に進んで行くようにしましょう。