- 2019-7-6
- その他・雑談, 勉強の集中力アップに役立つアイテム
こんにちは、中西です。
前回は、「読書をしないと貧乏になる」という話でした。
資本主義社会を生き抜く上でかなり重要な話をしているので、まだの方は前回のメルマガを読んでおいてください。
昨夜から今日にかけてメルマガ登録した初見さんは、こちらからどうぞ。
前回紹介した速読法「フォーカス・リーディング」は、1冊10分を目指す速読法でした。
このフォーカスリーディングは日本で初めて大学教育で採用された速読法ですし、
巷でよくある「1冊1分」とか「1ページ1秒」とか「読まずに感じるだけ」とか「視界にページを入れたら潜在意識が覚えてる」みたいな速読法に比べたら、よほど現実的だと思います。
参考:「フォーカス・リーディング習得ハンドブック」
(ページに「本の目次」もすべて書かれています)
※1,980円の本ですが、現在無料のキャンペーン(送料のみの負担)をやってます。
で、ここからが本題ですが、フォーカスリーディングとは全く別のやり方で、「1冊10分」を実現する方法があります。どんな方法かというと、
「本の要約アプリ」
を使うやり方です。
一番有名どころは「flier」(フライヤー)というアプリですね。
flierは、毎日1冊、ビジネス書(自己啓発書)を中心とした本を
「10分で読める要約」
にして公開しています。
細かいところまでは掲載されてませんが、単なる書評やあらすじレベルではなく、
プロのライターさんらがその本をじっくり読んで、重要な箇所やポイントの部分を、うまく10分で読める分量にまとめてくれているのです。
要約する本も適当に選んでいるわけではなく、さまざまな分野の有識者による選書委員会が厳選しているそうです。
ラインナップを見ても、納得できる本ばかりです。もちろんベストセラーは大体入ってますし、
「孫子」などの古典や「7つの習慣」「人を動かす」などのメジャーどころの本もしっかりそろってます。
無料版、有料版(シルバー・ゴールド)とコースがあるのですが、1ヶ月2,000円のゴールドプランはすべての要約コンテンツ(過去の分含む)が読み放題になってます。本の数はちょっと数え切れないほど。
ちなみにシルバープランは、月500円で、無料の要約コンテンツ+すべての要約コンテンツのうち月5冊まで読めます。これが標準のプランのようですが、いずれにしろコスパはかなりいいです。
私はだいぶ前からゴールドプランですが、この値段であらゆる本の要約が読めるのは素晴らしいと思います。要約を読んで良かったら、元の本を買うこともあります。
で、実はここからが本題の本題で、ここまでの話は何年か前のメルマガでも書いたことがあったのですが、
最近このflierに「1冊15分で聴ける音声版」がリリースされたんですね。
つまり、文字ベースの「1冊10分で読める要約(の文章)」を、音声で読み上げてくれる機能です。
だいたいどれも15分前後の音声ですが、再生スピードも変更できるので、時間をもう少し短縮することも可能です。
個人的に、この「10分強~15分前後で1冊の要約を耳で聴ける」という時間の単位が、すごく生活にフィットしてると感じてます。
たとえば30分ほどスロージョギングするときには、2冊の要約を軽く走りながら聴くことができます。一石三鳥ヽ(´▽`)/
ほかにも休憩時、ちょっとした外出時、食事中、食後の散歩、トイレ中、掃除中・・・などなど、
「10分強~15分前後で1冊が聴き終わる」
という音声コンテンツは、日常生活の中で使えるシーンが多いです。ちょうどいい時間単位なんですよね。
とくに要約の活字を読むよりも、音声を聴く方がずっとラクなので、最近私はflierは音声で聴くことが多くなってきました。
というわけで、同じ「1冊10分」でも、flierを使えば速読のような訓練を全く必要とせずに、ポイントをプロがうまくまとめた秀逸な要約を文章や音声で学べますので、
前回の話と合わせて、読書を極力時間をかけずに行いたい人は参考にしてみてください。
それではまた。