- 2013-11-1
- OCP関連の記事(旧アメブロ、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ついに11月になりました。本当に月日のたつのは恐ろしく早いです。受験生ならなおさらその感は強いかと思います。
受験勉強というのは、この恐ろしく早い月日がすぎるスピードとの戦いですね。
受験生にとっては、むごいほど猛スピードで月日がすぎていくわけですが、このスピードとの戦いを制するためには、自分自身が「月日(時間)をムダにすごしていないか」のチェックが絶対的に必要になります。
何らかの形でチェックするための「記録」を残しておかないと、自分の現状をよく理解できないまま、どんどん時間だけが猛スピードで流れて行きます。
たとえばどこか遠くへドライブに行くとき、目的地と到着時刻だけが決められていて、車にはカーナビも時計も地図も無いと。
途中の道路にも、目安となる建物や現在の住所がわかる標識も一切なし。有るのはただ、自分の知らない遠い目的地の住所が書いたメモと車だけ。
この状況でスタートし、最短経路で目的地まで行ける人がいたら天才です。
一方で、地図やカーナビを手がかりに、窓の外に映る建物や標識から「現在地と残り時間をチェック」しながら、目的地に進んでいく人がいたとします。
さて、どちらが早く確実に目的地に着くことができるか?・・・って答えは言うまでもありませんね。
「現在地と残り時間」をチェックしながら進む。このやり方以上に最短で目的地に着く方法はありません。
ここで話を戻しますが、ちょうど11月に入りました。月のはじめにあなたにやっておいてほしいのは、まず11月の目標を作成しておくことです。
また前月(10月)に目標を作成していた人は、その目標がどの程度達成できているか必ず確認するようにしてください。最悪、目標が達成できていなかったとしても、それを確認することに意味があります。
目標と現状がどれほどズレているかがわかれば、目的地まであとどれくらいスピードを上げていかないと、予定時刻に到着できないかがわかるからです。
受験勉強というのは、結局この繰り返しなわけです。目標を作成し、その計画を立てて、実行し、状況をチェックする。毎月、毎週、毎日です。
この作業をしっかりやっている人と、怠って適当にやっている人との間に、差がついてしまうのは当然です。
ここをあいまいにしてまともにチェックもせず、なんとなく時間の流れに身をまかせて現実逃避をしている人が、最短でゴールに到着できるわけがありません。
私がOCPで受験生のサポートを目指したのも、ここです。
一番大事なその部分を学校も塾もまともにサポートできているように思えなかったので、それを受験生が意識しなくても半自動的に行えるこのコーチングプログラムを開発しました。
目標→計画→実行→チェック。
とても地味な部分に見えますが、これが受験勉強の本質的な部分です。
一番要(カナメ)となるこの部分の徹底化こそが、実は最強の受験勉強法です。
ここが徹底できてないのに、いくらいい参考書を見つけても、いい先生の授業を受けても、いい勉強法を学んでも、土台がグラついているのでほとんど意味が無くなるわけです。
めっちゃいい参考書を手に入れたのに、成果が出る人と出ない人がいる。めっちゃいい先生の授業を受けているのに成果が出る人と出ない人がいる。
その理由は少し考えてみれば簡単にわかるはずです。自学自習の実行力で差がついているのです。
この自学自習における「目標・計画・実行・チェック」の繰り返しと、何よりその「徹底化」こそが、あなたの実力を最短で向上させ、受験を成功させる鍵を握っています。
逆に言えば、うまく行かないときというのは、大概この4つの流れのうちのどれかがまともに機能していないのです。
だから日頃の受験勉強においては、とにかくこの4つの流れを毎日・毎週・毎月しっかり徹底して行くことを、何にもまして心がけるようにしてください。
それが本当の意味での「合格への最短コース」なのです。