こんにちは、中西です。
センター試験がいよいよ明後日に
迫ってきました。
大学受験生は最後の総まとめの勉強に
入っている人も多いと思いますが、
「もう時間が無い!」からと、
手っ取り早く点が上がりそうな
暗記もののインプットばかりに
偏りすぎないように
注意しておいてください。
暗記系のインプット・総チェックは
当然ながら非常に重要ですが、
何度もお伝えしているように、
過去問(予想問題)とのバランスが大切。
残り1~2日という直前になっても、
過去問(予想問題)といった
アウトプット系の学習から離れるのは
かなり危険ですからね。
そのあたりの重要性については、
数日前にこちらの記事で
くわしく書きました。
まだの方はどうぞ。
とはいえ、です。
“両方のバランス”を維持して
勉強するのが重要なのは理解できても、
実際のところ時間はもう無いので、
「過去問をじっくりやっている
時間が無い・゚・(ノД`;)・゚・」
「暗記ものに時間をとって
最後の総チェックにできるだけ
時間を使いたい。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。」
という人も少なくないかと。
そういう人は、
【 もう過去問は“新規では”やらずに、
これまでやってきた過去問の
2回目をやる 】
というのが一つの有効な方法になります。
なぜこの方法が、
この時期に有効かというと、
—————————————
1、勉強時間を短縮できる
2、「感覚が鈍る」のを防げる
3、復習になるため記憶の強化につながる
4、心理的負担・脳への負荷が低い
—————————————
・・・というメリットがあるからです。
2回目であれば、
すでに知っている内容なので
「問題を解く」のも「解説を読む」のも、
時間を大幅に短縮できます。
いっぽうで、2回目であっても、
問題を解くことで「感覚が鈍る」のを
防ぐことが可能です。
この超直前期に一番注意しないと
いけないのは、
少し(数日)のごぶさたのせいで
感覚が鈍って点数を落とすこと。
これが一番もったいないわけですが、
実は「感覚の維持」には
“新規に問題を解く”必要は必ずしも
ありません(とくに思考系科目)。
たとえ2回目に解く過去問であっても、
「感覚の維持」だけが目的なら、
一定以上の効果を見込めます。
2回目であれば“復習”になるので、
思考系科目(分野)の問題であっても、
その解法プロセスを再確認することで
感覚の維持・記憶の強化につながるのです。
さらに2回目なら
心理的にも楽ですヾ(´▽`)ノ。
たとえば1日に3つの「新規の過去問」を
やるのはなかなか大変ですが、
1日に3つの「過去問の復習」を
やるだけなら
グッと心理的にも時間的にも
楽になります。
以上の点を総合的に考えると、
この本番1~2日前のギリギリの
タイミングにおいて、
できるだけ時間を効率的に使って
勉強したい人にとっては
「過去問の2回目をやる」
という方法は、かなり有効な
手段の1つになります。
それではまた。