- 2013-11-18
- おすすめ記事, 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験生にとって、「受験勉強の大敵」となるものは身の回りにたくさん存在していますが、中でも多くの受験生にとってスマートホン(携帯)はそのトップクラスに入るものの1つです。
これがなぜ「受験勉強の大敵」になるかというのは解説するまでもないかと思いますが、ようするに残り少ない貴重な勉強時間を、スマホを閲覧する時間に変えてしまうという1点につきます。
メール、ゲーム、SNSなど人によってその用途は様々だと思いますが、中でもネットの閲覧、いわゆるネットサーフィンは大きく時間をとってしまうものの1つですね。
ネットサーフィンが問題なのは、ネットサーフィンをするときに多くの場合「今から何分間ネットサーフィンをしよう!」などとあらかじめ時間を決めてやるわけではないという点。
ゲームやSNSならそれもあるかもしれませんが、ネットサーフィンは多くの場合、ネットを見ていたときに表示されたリンクや関連記事、広告などを次々とクリックして知らぬ間に時間がすぎていくわけです。
ページを開くとまた次のページに行きたくなるリンクがある。次のページもまたリンク。次もまた・・・と、まるで時間の死神がどこか遠いところからおいでおいでの手招きをしていて、どんどん時間の無駄地獄の深いところにハマっていくようなイメージです(わかりにくい?)。
このネットサーフィンの無限地獄ループを途中で食い止めるために、私が前からやっている方法があります。
これは自分の行動を客観視することにより、時間を無駄にする危機感を一気に高め、我に返ることでサーフィンを途中で食い止める方法です。
どうするかというと、ネットサーフィンをやりかけて最初の目的から関係ないページをどんどん開けていることを自覚したら、自分の「閲覧履歴」を見るのです。
スマホでもパソコンでもそうですが、ネットを見るためのブラウザには「履歴」などの名前の、自分がこれまで見たサイトの閲覧履歴をチェックできる機能があります。
そして私が知る限り、ブラウザの閲覧履歴には必ず閲覧した「時刻」も同時に表示されています。きっとあなたが今見ているこのブログも、何時何分に見たのか記録されているはずです。
この機能、大半の(というかほぼ全部の)ブラウザについていると思いますが、あまり頻繁に見る人というのは少ないのではないでしょうか。
あなたが今まであまりこの「履歴」の機能を見ていないようなら、一度最近1週間くらいの自分のネット閲覧履歴をチェックしてみることをおススメします。
ネットを「わりと見ている」ぐらいに感じている人は、けっこうなショックを受ける確率が高いです(笑)。自分が思っている以上に大量のサイト名、ページタイトルが表示されますから(;`O´)
「えー!?オレ、この日はこんなに大量のサイトをチェックしてたの!?
たしかにこのサイトもこのサイトも、このページもこのニュースも全部見た記憶があるけど、こんなに大量のページ数を見ていたのか!!
あらためてこうやって一覧で見ると、とんでもない量だな!
これはヤバい!!ヤバいぞ!こんなアホなことに、こんなに時間を費やしてる場合じゃない」
とかなんとか、きっと少なからぬ衝撃とともに自分が無駄にした時間の膨大さに気づくと思います。
すると、自然とネットを無目的に閲覧することに警戒心が高まり、できるだけ余計なサイトを見ないようにしようという「心理的ブレーキ」がかかりやすくなるのです。
自分の行動を記録し客観視することは、何かをセーブしたいときにはとても有効な方法です。
数年前に大ベストセラーになって流行した岡田斗司夫さんのレコーディングダイエットも、自分が何を何キロカロリー食べているかをレコーディング(記録)するダイエットでした。
そうすることで自分の食生活の状況がリアルにわかるようになり、自制心が働いて痩せていくというノウハウでした。
自分の閲覧履歴をチェックする行為は、本質的にはこのレコーディングダイエットと同じ手法です。
「履歴」の機能を使って、自分が一体どれほど多くの時間をネットに費やしてしまったかを客観的に見るわけです。それにより、この行為に対する心理的なブレーキが働きやすくなるわけですね。
「な・・・なんだこりゃー!?これは本当にオレの履歴なのか!?・・・でも、たしかにこのサイトもこのページもこのニュースも見てた記憶がある。マジかよ~過去のオレ(゚д゚;)」
と、見るたびに私のように自分自身のおバカさに衝撃を受けてしまうかもしれませんが(笑)、そのショックは自分の行動を客観視できた証拠ですから一歩前進なのです。
というわけで、スマホのネット利用で時間を無駄にしているような感覚がある人は、一度自分の閲覧履歴をチェックして「現実」を直視してみることをおススメします。
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