- 2011-5-23
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、5年ほど前から私がハマリまくっていて、
今後も一生それを続けるであろう「ある健康法」について。
この方法は、受験生にも大いに関係があります。関係があるというか、あまりにも体調が良くなり、睡眠効率も上がるため、
勉強の生産性にも激しく貢献ヽ(´▽`)ノ
してくれます。
この健康法は、はっきり言って、私の中では、世の中に存在するありとあらゆる健康法の中でも
最強の健康法(!)
という位置づけになっております。少なくとも、私がいろいろ試してきた中で、これほど効果の高い健康法は見あたりません。
実は、この方法は50万円ほどの専用機器をご購入いただく必要がありますので、ちょっとお金がかかってしまうのが難点なのですが、
・・・なーんてことも言いません(笑)(^^)/
あなたがこの最強の健康法を実践する上で、かかる費用はこれまでの生活費+ほぼ0円。価格破壊とかいうレベルではありません。ほぼまったく金かからんわけです。
では、申し上げましょう。なんか前置きでハードル上げすぎた気もしてきましたが(笑)、その健康法とは、
半身浴
でございます。
ええ、もう健康のことにちょっとでも意識の高い人は、誰でもこの名前は知ってるはずです。 ただ、受験生の年代でこれを詳しく知っていて、毎日実践している人は多くはないでしょう。よって、これから解説いたします。
まず、そもそも「半身浴」とは何やねん、という概要ですが、簡単に言えば、入浴の方法の1つです。つまり、風呂の入り方。
若者のみなさまからすると、「風呂の入り方」なんかに興味がないのはわかります。というかそんなものに、若者が興味津々のほうがちょっと怖いくらい(ーー;)
まあ、それはともかく、ではどんな「風呂の入り方」なのかといいますと、
その名の通りです。「半身」つまり、体のおへそあたりから下半分だけ、風呂に入るわけです。
おへそから上の上半身は、まったくお湯につかりません。真冬でもです(!)
たぶん、ふだんお風呂に肩までつかっている人からすると、
そんな「おへそから下だけしか風呂に入らない」なんてありえない感じだと思います。
実際、5年ほど前の私もそうでした。が、ものは試しと言うことで一度やってみたら、その「効果」のあまりのすごさに衝撃を受けてしまったのです。
なぜ、こんなおへそから下だけしかお湯につからない、なんていうお風呂の入り方がいいのでしょうか?そしてその「効果」とは?
以下、私なりに理解している内容をかみくだいて説明をしますが、
以下の説明はあくまで私が5年ほど前に独学で調べた内容をもとに、そのときの記憶とその後5年の経験だけをたよりに書きます。
よって、正確に専門的な話を聞きたいという方は、
「半身浴」とか「半身浴 効果」とかで検索すれば、たぶん専門サイトはいくらでもでてきますから、そちらをご参考に。
では、解説。
なぜ、おへそ(あたり)から下の「半身」だけお湯につかるのが健康によいのかといいますと、
そうすることで、まず下半身(正確にはおへそから下なので上半身の一部も含みますが、ここではそう表記します)があたたかくなりますよね。
すると、体内ではどういうことが起こっているかというと、
下半身が熱くなって、上半身が平常の体温ですから、
体の上下で温度差ができる
わけです。実はこれが半身浴の肝(キモ)になります。
温度差ができるとどうなりますか?理科の授業の「海流」や「大気」の分野で習ったかと思いますが、温度差ができると、
対流
が起こります。つまり、体の上半分と下半分で体内の温度がまったく違うので、
体内の血液が上下でぐるぐると循環をはじめる
わけです。この「上下の温度差による血液の循環」というのがものすごい健康にいいわけです。
たとえば、川などもそうですが、水の流れがいい川では、その川の水はきれいですよね。
川の水がドロドロと濁っているようなところは、だいたい水の流れが悪いか、そもそも流れがなくて停滞しています。
血液もこれと同じで、循環していない(あるいは流れが悪い)血液にはどんどん老廃物がたまっていき、それが疲労の原因になるのです。
たとえば肩こりってなぜ起こるかというと、乳酸という老廃物が肩にたまって、それが「凝(こ)り」の原因になるわけです。
これは肩の例ですが、体の疲労というのは、そういった老廃物の蓄積による部分が大きいです。
それが半身浴をするとどうなるか。
体の上下の温度差によって、血液がグルグルと体内を何度も何度も循環しますので、
流れのいい川のように、たまっている老廃物をどんどん流して行ってくれます。
その結果、半身浴を15分(~30分)もすれば、
もう体がめっちゃ軽い。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。
ていう状態になるわけです(疲れているときにやると特によくわかります)。
この「体が軽い!」という感覚は、(やったことがある方はよくわかると思いますが)はっきりと実感としてわかります。
私も昔は肩こりがなやみのタネでしたが、いまは肩がこったとしても、1日の終わりに半身浴で完全リフレッシュできるので、日中に、
「体が重い」 とか
「あーだるい。やる気しない(;_;)」
みたいな日はほぼ皆無になりました。
さらに、すごい副産物がありまして、血液が体内をグルグルと循環して体が軽くなるため、
睡眠効率が激しく良くなる
というメリットも得られます。
ようするに、体が重いと、しっかり長時間寝ているはずなのに、翌日も「なんか疲れがとり切れてないなぁ」となりやすいのですが、
体が軽くなった状態で眠りに入りますので、深く効率的に眠れるのです(多少個人差はあります)。
よく「肩までしっかりつかっていないと、温まった感じがしない」という人もいますが(昔の私がそうでした)
実は、肩まで使ってしまうと、体内の上下の温度差による血液の循環効果がえられないだけでなく、
肩までつかってしまったことで、
体の芯(しん)までしっかり温まっていないのに、体が温まったと勘違いしてしまう。
という傾向が強いのです。
焼き魚を作るときに、いきなりすごい炎を魚にバッと一瞬あびせたら、どうなります?
魚の表面はこげてしまっているのに、中はまだ生(なま)のままになったりしますよね。
これと同じで、熱いお湯に肩までつかってしまうと、体の表面が熱くなっただけなのに、それでもって
「これで体はあたたまったぜ」
みたいに勘違いしやすいんですね。 大事なのは、体の芯まで温めることですが、肩までつかると、そうなる前に芯まで熱くなったと勘違いして、風呂からさっさと出てしまいがちなのです。
芯まであたたまってないと、上記の半生の焼き魚(!)のように体の表面だけ赤くなっていて、
体内はたいして温まっていないということになりやすいです。
半身浴で体の芯まであたたまっているかどうかの目安は、
上半身にジワ~っと汗が流れる
かどうかで判断してください。
お湯につかっていない上半身が汗だくになってきたら、かなり血液は循環している状況ですし、
風呂から上がったら、そうとう体は軽くなっていると思います。これは私自身、もう1000回くらい経験済み(^^)/
はじめてこれの効果のすごさに気づいたのは、半身浴をはじめてしたその「翌朝」でした。
朝起きたときに、もうすっっごく体が軽かったわけです。
「え!?なんで今朝はこんな体が軽くて目覚めがいいの(?_?)。なんだこれ?? ・・・あ、そういえば昨日半身浴やったけど、もしやそのせいか?」
それからです。私の半身浴ライフがスタートしたのは!
・・・とまあ説明としては、そんな感じです。
あとは、もうやってみるかどうかだと思いますので、ぜひよかったらあなたも半身浴仲間になっていただきたいと思います。
言うまでもありませんが、肩が軽いとか、体全体が軽い・すっきりしているという健康状態は、
勉強の集中力やその持続時間に大きく影響をします。
また、勉強に向かう精神状態にも、体調は激しく影響しますので、
この話に半信半疑の人は、ぜひ一度、まずはだまされたつもりでやってみて下さい。
私の知る限り、これをやり出して、風邪一つひかなくなったという人も少なくないです。
人によって、合う合わないもあるかもしれませんが、これだけ広く世間で認知されている効果的な健康法ですから、やってみて損はないかと思います。
お金もいつものお風呂代と変わりませんからね。というか、なんならお湯の量が半分だから、むしろ安くなるくらいですから(^^ゞ
お金もかからず、疲れも完全にとれて、睡眠効率もよくなり、勉強にも集中できる半身浴。
ぜひよかったら、あなたも試してみてくださいね。
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