- 2012-8-6
- おすすめ記事, その他・雑談, 受験を突破するマインドセット, 潜在意識・自己暗示の活用
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
人間と動物の違いというのはたくさんあると思いますが、
その中でも超・大きな違いだと私が思うのが
【 内面が顔つきに出る 】
という点です。
なんでこんなにも顔に出るかね、というくらいに、人間は内面がすべて顔に出る不思議な生き物です。
まあたしかに犬でも、笑顔になったり悲しい顔もしますが、人間様ほどではありません。
ライオンも怒ったら怖い顔して「ガオー!!」とか言ってますが、せいぜいその程度。
表情のバリエーションの豊富さでは、人間に勝てる動物などいないのです。
一瞬の表情だけでなく、内面の根本的性格から、ここ最近の調子の良し悪しまでもが顔に出る生き物が人間です。
そしてその顔(というか「顔つき」)の原材料となっているのが、
【 心の中でどんな言葉を使っているか 】
です。
生まれ持った顔の美醜はともかく、「顔つき」はだいたいそれで決まります。
一日中、「あ~疲れた」という言葉を心の中で連発している人は、顔つきも疲れたオーラを出しています。
「あ~勉強なんてやりたくねぇ」「めんどくせぇ」などといつも心の中で思って受験勉強と真っ正面から向き合っていない人は、
だいたい気の抜けたような顔つきをしています(イメージ→ヘ(゚◇゚)ノ~)
そして恐ろしいことに、疲れた顔つきをしている人には、「疲れた未来」が待っていますし
気の抜けた顔つきをしている人には、「気の抜けた未来」が待っています。
手相と同じように「顔相」という言葉もあるくらいで、人間の「顔つき」には、
その人の現在~未来までがすべてそこに集約・暗示されているのです。少なくとも私はそう思っています。
これはオカルトチックな話ではなくて、私の中の経験則です。そしてほぼ100%間違いありません。人間は、顔つき通りの人生になるのです。
その顔つきを決めているのが、ほとんどの場合、その人が心の中で発している言葉。
前向きな言葉をいつも心の中で発していれば、前向きな顔つきになり、明るい未来が待っています。
キリストさんだったか、「はじめに言葉ありき」と言ったそうですが、「心で発する言葉→顔つき→未来」と考えれば、それは理解できます。
生まれ持った顔の作り、顔の美醜は変えられませんが(笑)、「顔つき」は変えられます。
余談ですが、私が以前サラリーマンだったときに、ある仕事でもういっぱいいっぱいになってしまい、
それでもなんとか現状を突破しようと、頭をフル回転させて、起きている間はもう1秒も気を抜かないぐらいのつもりで仕事をしてた時期があります。
それまでの人生でなかったくらい「絶対ここは何としてでも突破しなきゃ!」と気が張っていたのですが、そうしたところ師事していた私の師匠に突然
「おっ!中西、お前いい顔してる!いい顔や!その調子や!」
と言われたことがあります。後にも先にもそんなことを人から言われたことがないので、いまだによく覚えています。
私なんて褒められるところなど何もない人間ですが、師匠はそういうわずかな私の変化も見逃さずに、すかさずホメてくれたのです。
いい所がほんの少しでもあったら、すぐに褒める臨戦態勢にいつも入ってくれている感じでした。
私を含めたスタッフたちを虎視眈々と?見つめながら、いつも褒める点を見逃さないようにされていた感じがあります。
今思えば、こんなに贅沢で幸せな労働環境は他にありません。これで給料をもらっていたのだから信じられないです。
話がややそれましたが、そんなわけでどうやら本気で現状を打開しよう頑張っていると、人は顔つきまでが変わっていくようです。
トイレに行ったら、毎回自分の「顔つき」チェックをしてみてください。そこに明るい未来はありそうですか?
前向きなオーラと緊張感がある「顔つき」になっていたら、受験生としては正解です。