- 2014-3-5
- おすすめ記事, その他・雑談, 人間関係・友人関係, 勉強のやる気アップ法, 勉強のモチベーションアップ
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今日は、雑談に近いです。
自分の「才能」とか「人間関係」
といったテーマに興味のある方だけ読んでください。
私は大学時代の4年間で
かなりの量の本を読んだのですが
(乱読なのでジャンルは多種多様。
量は、たぶんふつうは一生かけても読まないほど)、
どちらかというとノンフィクション系が好きで、
いわゆる「伝記」のような本もかなりの数読みました。
そのときに気づいたのですが、
ある偉人Aと、まったく別の偉人Bが、
「実は若い頃からの友達同士だった」
という例が、とてもとても多いのです。
多いというレベルではなく、
誰かの偉人伝を読むと、かなりの確率で
その偉人Aが別の偉人Bと
若い頃から交流を持っている、ということが少なくありません。
それは同じジャンルの場合もあれば、
まったく別のジャンルの偉人が登場してきて
「この人、この有名な偉人と友達だったの!?」
と驚くことが非常に多かったのです。
友人でなくても、ライバル関係、
師弟関係、親戚関係などもありますが、
とにかく偉人は人生のどこかで、
別の偉人とつながっていることが非常に多いです。
例は無数にありますが、
最近また世界一の資産家になったビルゲイツだと、
彼はiPhoneやマックを発明したスティーブジョブズと
若い頃からかなり深い交流(というかライバル関係)がありました。
織田信長と豊臣秀吉の師弟関係は有名です。
この2人と徳川家康の交流も深かったわけです。
ダビンチとミケランジェロも同時期のライバル的な関係でした。
歴史を見ていくと、こういう事例が少なくありません。
とくに、複数の才能がある人たちが集まり
「同じ釜(かま)の飯を食う」レベルの交流が行われると、
歴史に残る「偉人輩出機関」になることがあります。
吉田松陰の「松下村塾」に集まった無名の若者たちの多くが、
後に日本を担う地位・役割につき、
偉人として名を残した話はあまりにも有名です。
手塚治虫のアパート「トキワ荘」に集まった若者たちも、
藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、赤塚不二夫、
石ノ森章太郎、つのだじろうなど、
後にそれぞれが日本人なら誰もが知る
漫画作品を残した漫画家になりました。
ちなみに、そのトキワ荘出身の赤塚不二夫に
「こいつは面白い!」と見初められて
芸能界に入ったのがタモリさんですね。
タモリさんと長年仕事をしていた明石家さんまさんは、
むかし「ひょうきん族」という番組にいました。
この「ひょうきん族」には、(以下、敬称略)
ビートたけし、明石家さんま、島田紳助などがいました。
のちにバラエティの大御所になる若者たちが、
一つの番組に集まっていたわけです。
その後に出てきたダウンタウンの番組
「ごっつええ感じ」には、ダウンタウンのほかに、
今田耕司、東野幸治、板尾創路、篠原涼子、Youがいました。
この番組出身のメンバーは今では
司会者、ドラマ・映画の主演など、
芸能界で大活躍する存在になっています。
この裏方として活躍していた
ダウンタウンの同級生の高須光聖さんは、
後に日本一の放送作家になりました。
また、高須さんのバイトの後輩には、
ミュージシャンのウルフルズのトータス松本さんがいます。
ミュージシャンでいうと、
福岡のライブハウス「照和」も有名ですね。
ここ出身のミュージシャンは多く、すごい顔ぶれです。
「照和」からは、長渕剛、井上陽水、チャゲアス、
チェッカーズ、甲斐バンド、海援隊(武田鉄矢)、
チューリップ、ザ・ロッカーズ(陣内孝則)などを輩出しています。
後半なんだか芸能ネタになってしまいましたが、
こんな感じで歴史を見ていくと
【 偉人・天才・一流といわれる人たちが
一カ所に集まっている 】
という事例が少なくありません。
なぜ、こういうことが起こるのでしょうか?
何かの偶然でそこに天才たちが集まったのでしょうか?
私はその面もよりも、別の理由があると思っています。
それは、ある程度の才能ある若者たちが
交流したり集まったりすると、
互いに大きな刺激を受け合うことになり、その結果
【 人間の潜在能力が開花するから 】
ではないか、ということです。
ようするに意識の高い人や、ある程度以上の
才能ある者たちが身近に接して交流することで
「あんな奴にできるなら、俺もできる!」
「あいつに負けてたまるか!」
と思えるようになり、
それが人間のマインドブロック(心の壁)をはずし
潜在能力が引き出されるわけです。
スケールは小さいですが、
私自身の拙い経験・人間関係を振り返っても、それを感じます。
また偉人・天才といった大げさなレベルでなくても、
あなたの周りの身近な人たちを見渡しても、
「交流関係が成長を加速させている」
と思われる例は、少なからず見つかるのではないでしょうか。
何が言いたいかというと、
【 誰と付き合うか(交流するか、
ライバル関係になるか、師弟関係となるか)】
というのは、人間の才能開花や目標達成において、
極めて大きな鍵を握るということです。
私はここで説教じみたことを言う気はありません(笑)。
ただ、こういう歴史的事実といいますか、
人間の(人生の)成長法則が存在しているのは
間違いないようだ、という話です。
この成長法則は、当然ながら、
あなたが若ければ若いほど、
重要な鍵を握ることになるでしょう。
この法則をどう生かすかはあなた次第ですが、
人生を大きく左右する重要な法則になるのは
間違いないかと思います。
ぜひこの法則を頭の片隅に入れておいて、
これからの参考にしてみて下さい。