- 2016-5-5
- おすすめ記事, 勉強のやる気アップ法, 合格体験記の活用法
こんにちは、中西です。
受験勉強を本格的にスタートさせるにあたり、
多くの人が参考にする「合格体験記」の
読み方のコツをお届けする本シリーズ、
今回は2回目です。
合格体験記というと、通常はそこから
何らかの受験勉強に役立つ「情報」を
入手しようとして読むわけですが、
私が受験生時代に合格体験記から得たもの
は、「情報」だけではありませんでした。
「情報」以外に何をそこから吸収していた
かというと、端的にいえば
「エネルギー」
です。
・・・いや、ほんとに。
受験に向かう「テンション」「やる気」
とも言い換えることができますが、
ようするに受験に関する知識としての
情報だけでなく、そこに書かれてある
山あり谷ありの物語(ストーリー)から、
これから自分もその同じ土俵に参戦する上
でのモチベーションを注入してもらっていました。
体験記を書いた人にそういった意図が
あったかどうかはわかりませんが、
少なくとも私はそういった効果をはっきりと
感じることができていたのです。
ちなみに私が一番よく読んでいたのは、
エール出版という会社が出している
合格体験記をまとめた本。
それをいつも手の届くところにおいて、
けっこうな頻度で読み返して受験に向かう
やる気を高めていました。
やはり、1~2年先輩の合格した人たちの
言葉というのは、先生から得られる言葉
とはまた違う身近さとリアリティがあるものです。
そこから単に「情報」だけを得るのが目的
であれば、一度読めばもう用済みともいえますが、
「エネルギー」を得ることも目的にしておくと、
体験記がまるで自分自身の元気のバッテリー
みたいになります。これは決してバカに
できない効果だったと強く実感しています。
何人分か読んでいくと、
「おお、この人はすごい!」
「この人の体験記を読むとテンションが上がる!」
という人の体験記と出会うはず。そういう
体験記には付箋を貼るなり、ネットで
見つけたならプリントアウトするなりして、
いつでもパッと読み返せるようにしておく
のがおすすめ。
これから受験生活をすごしていくにあたり、
座右の書ならぬ「座右の体験記」が1つでも
多いとすごく心強いですし、勉強に向かう
集中力にもプラスの影響を与えてくれます。
単に情報収集の意味だけではなく、
エネルギー収集のつもりで体験記を
いろいろ読んでみてください。
それではまた。
<最近の記事>
「毎日最低これだけはやる!」というノルマを持つ
“定番の勉強場所”を1つ決めよう
“非日常空間”に身をおけば一気にリフレッシュできる
こんまり流!参考書も「ときめき」で選んでいい理由
志望校選びの最低条件
参考書のロングセラーに一度目を通そう
後から間に合う科目、後からでは間に合わない科目
「大学4年間のメリット」を誰も答えてくれない謎
適職を見つけたい人は必ず読むべき本
カトパンがすごい理由と大学に行く意味