- 2015-5-22
- おすすめ記事, 受験を突破するマインドセット
- プチ笑い有り
こんにちは、中西です。
前回、前々回と
日々の勉強や生活習慣における
「失敗の防止法」
について、かなり具体的な
ノウハウをご紹介しました。
※前回、前々回の記事
今回は、三部作の最終章。
最後はマインドについて。
受験勉強というのは、
「勉強計画を進めていくプロセス」
なのはもちろんですが、同時に、
日々を振り返りながら、
「少しずつ毎日を改善していくプロセス」
でもあります。
私も含め、99%以上の人が、
パーフェクトではない
毎日を送っています。
だから少しずつでも、
毎日を良くして行かないといけない。
しかし目標を達成できなかったときや、
何かうまくいかなかったときに、
「自分自身を責める」
タイプの人がいるのです。
これはもう思考習慣というか、
思考回路のようなものとして
根付いていることが多いので、
「自分自身を責める」
という傾向が強い人は、
がらっと思考を変えないと危ないです。
それでは何も変わらないことが多いから。
また実際のところ
心の病にもなりかねないから。
ちなみに、幸か不幸か、
中西にはそういう「自分を責める」的な
思考回路があまりないです。
私はもともと育った環境が適当で
家族7人全員O型アバウトテキトウ、
ペットは最盛期で犬2匹に加え、
ある朝いきなり玄関前に
「よろしくお願いします」
とマジックで書かれた
段ボールが置かれてあり、
そこに入っていた汚い捨て犬3匹、
インコ14匹、
親父と兄弟で採ってきた
カブト虫200匹(!)を飼い、
おばあちゃんの部屋からヘビが出てきて、
(このときのおばあちゃんの叫び声がトラウマ)
近所でタヌキがふつうに餓死してる
・・・・という滋賀のジャングル的な
環境で育ったせいか、
「まあしゃあないやん」
(訳「まあ仕方ないじゃん。オレのせいじゃないぜ」)
が口癖なほど、「自分を責める」
という発想がないのです。
その発想が無い代わりに
「どうすればもっと良くなる?」
ということはしょっちゅう考えます。
この思考の方がラクだし、経験上
的確な対策をほどこせる確率が高いのです。
自分なりに頑張っているのに
何かうまく行かなかったときや、
納得いかない結果になったときに、
自分自身を責めてもたいがいは
「自分は弱い人間だ(ノд-。)」
といった意味不明な結論になりがちです。
この結論からは何も前に進みません。
そう考えるのではなく、
「なぜ達成できなかったのか?」
「なぜうまくいかなかったのか?」
「どうしたらうまく行くようになるのか?」
を常に考えるようにしてください。
ある程度以上頑張っているのに
うまくいかない場合、その原因は
「自分自身の弱さ」
ではなく、
それ以外のどこかに
原因があることが大半です。
頑張っている人は
「自分を責める」
なんて無駄なことはやめましょうね。
それでは何も解決しないから。
そうではなく、
頭を使って“失敗の原因”を見つけだし、
頭を使って“うまくやる方法”を考えるのです。
根本的な思考習慣が間違っていると、
いつまでたっても状況が
前に進んでいかないので注意が必要ですね。
※前回、前々回の記事