
こんにちは、中西です。
ここしばらく、センター試験を題材に
「直前期の勉強法」系の話を
お届けしています。
そのセンター試験もついに
1週間後に迫ってきました(゚д゚;)
センター試験を受ける受験生は
「ラスト1週間で何ができるか?」
をよく考えて、
残り1週間を極限まで有意義に
使い切ってほしいと思います。
ここで1つ注意しないといけないのは、
「もうすでにある程度、
センターレベルの実力が完成している」
と思われる科目です。
現状、大きく分けると
次の2種類の科目があるはずです。
1、あと1週間で伸びる余地がある&
伸ばして行きたい科目
2、もう実力が完成していて
あまり伸びる余地がない科目
あくまで大きなくくりですが、
現時点ではこの2種類の科目に
わけられると思います。
で、今回注意点としてお伝えしたいのは、
2の方なのです。
実力的には1の方がヤバいわけですから
当然1の科目により注意を払うべき
なのですが、それはもう当たり前。
あなたも十分、1の科目をなんとかしようと
必死にやっているでしょう。
ところが、2のような
「もう実力がある程度目指すレベルに
到達していて
あまり伸びる余地がない科目」の方は、
実力がある分、力を入れて勉強する
必要性が下がります。
全体的なバランスを考えると
それでいいのですが、
一方で、油断しすぎるとその実力が
あるはずの科目に一気に足下を
すくわれる可能性が高まるので
注意しておいてください。
とくにその科目が暗記系ではなく、
英語・数学・国語などの思考系の問題が
メインとなる科目の場合はより注意。
なぜなら、そういう科目というのは
—————————————-
【 実力が一定レベルを超えると、
勉強しても簡単には点数アップに
つながらないが、
勉強しなければあっというまに
(早ければ数日で)
感覚が鈍って点数が落ちる 】
—————————————-
・・・という性質があるからです。
たしかに一度一定のラインを
クリアして実力がついた科目は、
そう簡単に実力がガクッと
落ちることはないのですが、
(とくにそれが思考系科目の場合)
勉強を数日しなければ、
「感覚がやや鈍る」
ということはごく普通に起こります。
ところがセンター試験というのは、この
「感覚がやや鈍っている状態」
で受験すると、それが致命傷になって
しまう試験なのです。
したがって、すでに一定ラインを
超えて実力が付いていると
判断できる科目であっても、
「感覚を維持する」ために
ギリギリまで勉強を継続する
必要があります。
他の伸びる余地がある科目に全力を
投入したい気持ちはわかりますが、
その感情を最優先して勉強していると
非常に危険。
そちらに力を入れて勉強しながらも、
すでに実力のある科目も
「感覚を維持する(鈍らせない)」
という目的で、
最後まで勉強を続けて行く。
これが正しいバランスになります。
ではラスト1週間、頑張ってください!
それではまた。


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