- 2015-11-26
- おすすめ記事, 勉強の集中力をアップさせるテクニック
こんにちは、中西です。
勉強に集中するためのテクニック
というのはたくさん存在するわけですが、
その中でもトップクラスで
効果が高いのが
【 締め切り効果 】
を利用する(意識する)方法です。
初めて聞く人もいるかもしれないので
いちおう簡単に解説すると、
ここでいう「締め切り効果」というのは、
取り組んでいる作業の残り時間が
少なくなるにつれて、
その作業に取り組む際の
集中力が高まっていく現象
を指します。
時間を全く気にせずに
やれるような趣味や遊びでもない限り、
ほとんどの作業(とくに勉強・仕事)には
「締め切り」
が存在するわけで、
その「締め切り」が近づけば、
それに間に合わせるために
集中力が高まっていくわけです。
この「締め切り」というのは、
自分でキッチンタイマーを使って設定した
「分単位」のものもあれば、
「午前中に(=残り数時間で)ここまで終わらせる!」
といった形の「時間単位」のものもあれば、
「今日中にこの課題をやらないと間に合わない!」
といった「日単位」のものもあり、
それぞれの時間単位において
序盤と終盤では、終盤の方が
集中力が高まることになります。
このときに一番重要なポイントは、
【 残り時間を正確に把握する 】
ことです。とくに長期スパンの場合。
厳密には「把握する」というレベルではなくて、
「意識しまくる」というレベルで
「正確な残り時間」を頭に叩き込むこと。
これは全く労力もかからない
簡単な方法なのですが、
このポイントをキッチリ抑えておくだけで、
その締め切りまでの平均的な集中力の
底上げができるようになるのです。
たとえば大学受験生であれば、
「センター試験まで残り何日ですか?」
という質問に“即答”できないとダメです。
3秒以上考えたらアウト。
「えっと~、たしか残り~」
って言った時点でゲームオーバーです(笑)
年が明けてセンターまで
残りわずかになってから、
ようやく正確な日数を把握していては遅いですからね。
「あと残り2ヶ月を切ってるな」
でも
「残り○週間ほどだな」
でもダメ。
ダメというのは、それでは
締め切り効果が弱まるという意味でです。
センター試験までの残り日数を
正確に把握したい人は、
こちらのサイトを見てみましょう。
↑なんと100メートル走なみに
「秒単位」までカウントダウンされているので、
めちゃくちゃ緊張感が高まります(笑)
上のサイトを1日3回以上見るといいです。
かりに3回でも、3回見るのにかかる時間は
どんなに長くても1分もかからないでしょうが、
そのわずか1分でどれだけ
「締め切り効果」を得られるかという話。
「あと2ヶ月も無いよな~」
なんてアバウトに把握している人とは
比べ物にならないくらいの
締め切り効果を得られます。
この「正確に把握すること」が重要なのは、
勉強計画を正確に進めて行くため
とかではなくて
正確な残り時間(日数)を
「1日中、常に数字で強く意識しておく」
ことで緊張感が高い状態を“常態化”させ、
締め切り効果を最大限に享受するためです。
なお、上のサイトでもいいですが、
センター試験に関してはスマホなどの
待ち受けアプリなど、
アプリも多く出ていますので、
「センター試験 カウントダウン アプリ」
「センター試験 カウントダウン 待ち受け」
などで検索してみると
いろいろ出てくると思います。
まあめんどくさい人は、
上のサイトをお気に入りに
入れておく形でもいいでしょう。
私立大学受験生や資格受験などの人は、
同様のアプリを探すか、無ければ
単純にスケジュール帳にメモして行けば
いいだけですね。
というわけで、
分単位・時間単位・日単位など、
それぞれの時間単位で
「締め切り効果」
をうまく活用しながら、
勉強の集中力を最大限に
高めていってください。
それではまた。