- 2019-7-25
- おすすめ記事, 勉強の集中力アップに役立つアイテム
こんにちは、中西です。
今週から大半の学校が夏休みに入りましたので、ここ数回は、長期休暇や土日祝日などの休日に勉強の集中する方法をお話ししています。
ちなみにポイントのみ復習しますと、以下の通り。
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1,「起床後の最初のスマホチェックを極力遅らせる」
2,「どうしても何かチェックする必要があるなら、家の中の“居心地の悪い場所”でのみスマホをチェックできるルールにする(例:浴室、トイレ、階段、玄関、ベランダなど)」
3,「それでもスマホで時間をムダにしてしまう人は、いっそスマホのアプリをやめて、アナログ(文具等)に切り替える」
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・・・前回までの3回分を、ポイントだけ復習すると以上のとおり。
(上の3つは、大事な考察や前提があっての結論なので、ポイントだけ見てもピンと来ないと思います。詳細は、各回のメルマガをご覧ください)
では今回の本題ですが、前回お話ししたように、スマホには秀逸なすごいアプリが多数ありますが(それも無料か低価格)、
一方で、それらを使うということは
「頻繁にスマホを見て、余計な脱線をするリスクを常に抱え続ける」
ことを意味します。そのあたりの切り替えがうまい人には関係ない話ですが、そうでない人にとっては、スマホは「超便利だけど超危険」な、まさに諸刃の剣です。
そこで前回提案したのは、以下の2つを天秤にかけて考えてみてください、という話。
A,すごい機能を使えるけど、脱線して膨大な時間を無駄にするリスクを常に抱えているアプリ
B,Aに比べると明らかに不便だけど、脱線することはないアナログ(主に文具)
たとえば勉強時間を記録できるアプリがあって、その時間をグラフにしてくれたり、1週間の合計が自動で計算されたり、便利なことこの上ないヽ(´▽`)/とします。
しかし、その記録のためにスマホを見る必要があると、何回かに1回はその記録の流れで、
ついLINEやら余計なサイトやYouTubeやSNSやニュースを見てしまうことがある。その誘惑にどうしてもあらがえない(ノД`)・゚・。
そんな人は、不便だしダサいけど、紙のノートや手帳に記録をとるようにすれば、紙からネットに1クリックで脱線することはありえませんので、余計な脱線リスクを回避することができます。
もちろんアプリの便利さは本当に素晴らしいものがあるので、そのあたりの切り替えが出来て、脱線もせず使いこなせている人はいいのです。
しかしそうでない人は、
「アプリの便利さと引き替えに、恐ろしいほど無駄な時間の浪費をするリスクを常に抱え続ける」
ことになります。自分にとってはどっちが正解かを考えてください、という話でした。
多くの人は「アプリの便利さ・すごい機能」にばかり注目してしまいがちですが、そのせいで「膨大な時間を無駄にする」なら本末転倒です。
そんなことなら、多少不便でも、脱線しないアナログで管理した方がいい、ということになります。
で、ここからが本題ですが、アナログで管理するときに、個人的におすすめな文具があります。
ノートや手帳などでもいいのですが、記録媒体としては、それより圧倒的に便利だと感じている、私が長年使い続けている文具があるのです。
それが、
【 ポメラ 】
でございます。ポケット・メモ・ライター。略してポメラ。
これは過去何度もメルマガで紹介していて、私がいかにポメラを愛するポメラニアンかは、以前からメルマガをご覧頂いている方にはご承知のとおり。(ちなみにこの文章もポメラで書いてまーす(´-`))
ポメラはライター・作家・ブロガーなど、文章を書く仕事をしている人で知らない人はほとんどいないくらいの有名な機器で、簡単にいうと、
「ネットに一切つながらない、文章執筆専用の機器」
になります。ネットにつながらないので、ハンパなく文章執筆に集中できるのです。だから10年ほど前から大ヒットしてるロングセラー商品。
画面は(私の使っているDM200というタイプだと)7インチで、私が使っているiPhoneXRが6インチだったのでその1.2倍くらい。ちょっと大きめのスマホくらいの画面サイズです。
それにキーボードがついているので、見た目はミニノートPCみたいな形ですが、分類は「文房具」にあたります。
▼ポメラ
で、このポメラをですね、私は文章執筆だけでなく、記録やメモや自己管理にも使っています。
PCと同じようにファイルをいくつでも作成できるので、テーマごとにファイルを作ればいいわけです。
最近私が実際にやっている管理の1つは、体重記録です。以前はノート、その次にスマホ、で今はポメラ。毎朝体重を計って、その数値と食事内容を記録してます。
その記録は1分もあれば終わりますが、スマホの場合は、そこから脱線することが多々ありました。
それがうっとうしくてポメラにメモするようにしたら、100%ネットが見れない機器なので、当たり前ですが脱線することが一切なくなりました。
(ちなみにポメラDM200はメール送信のみ可能※メールチェックはできない)
こんな感じで、勉強内容や勉強時間も記録できます。勉強計画や、毎日のTodoリストも余裕で作れます。たとえばこんな感じ。
<今日のTodoリスト>
英語の長文読解を1題やる
英単語を50個やる
数学の宿題
古文の文法15分だけやる
・・・こんな感じで書いておいて、完了したタスクは【済】を入れる。
【済】英語の長文読解を1題やる
【済】英単語を50個やる
【済】数学の宿題
古文の文法15分だけやる
ちなみに【済】は単語登録で「すみ」と入れると表示できるように設定できます。
あるいは□にして、終わったら■に塗りつぶしてもいいですね。
■英語の長文読解を1題やる
■英単語を50個やる
■数学の宿題
□古文の文法15分だけやる
※余談ですが、F2ボタンを押すと自動で日付と時間が入力できます。またカレンダーの機能も若干しょぼいですが一応あります。
・・・まあやり方は何でもいいですが、ようは「Todoリスト」もこれで管理出来るということです。
たしかにスマホで使えるTodoリストの便利アプリも複数ありますが、上記の通りスマホそのものがリスキーな機器ですからね。
ポメラは文具ですが、アナログとデジタルの間のような感じで、両方のメリットをうまく組み合わせたような感じの機器です。
ポメラの使い方は無限にありますが、ともかくスマホのアプリからの脱線で時間を無駄にしまくっている人は、
アナログの文具を利用する方が、脱線しなくなるので「ちょっと不便だけどトータル快適」になります。
さらには、同じアナログでも紙よりは便利なポメラを使うと、
「スマホとアナログ(文具)のおいしいとこ取り」
ができますので、ここまでの話でピンと来た人は、よかったら自己管理用としてのポメラを検討してみてください。
▼ポメラ
※値段は機種によって&販売店によって&販売サイトによって全然違いますが、ざっくり中古で4000円台~、新品で1.2万円前後~3.5万前後。
4000円台(ポメラ DM5 スパークリングシルバー、中古)
これを高いと見るか、「いろいろ自由に記録・管理できて、文章も書けて、今後の脱線による膨大な無駄時間を防止できるなら安い」と見るかは、人によるかと思います。
個人的には文章執筆・自己管理・記録等で使う可能性があるなら、「買って損する」ことはあり得ない感じです。
ちなみに私はこれまでバージョンごとに3台買いましたが、大満足してます。参考まで。
それではまた。