- 2023-11-13
- 勉強のやる気アップ法, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
最近急に寒くなってきました。
この秋から冬にかけての時期に注意しなければならないことがいくつかあります。
気温の変化はある意味わかりやすいのですが、気づきにくいのは「日照時間の変化」です。
この時期は、日照時間がどんどん短くなってきますので、1日の中で日光に当たる時間が減少します。それによって調子を狂わせる人が少なくありません。
なぜ調子が狂うかと言うと、「セロトニン」が不足するからです。
セロトニンは幸せホルモンとも言われ、ウォーキングなどの運動で分泌されますが、運動以外にも日光に当たることで分泌されています。
秋から冬にかけて日照時間が短くなって、日光に当たる時間が減ることで、セロトニンが不足しやすくなるのです。
そうすると、気分が落ち込みやすくなったり、調子が上がらない「冬季うつ」になるリスクが高まります。他にも
「食欲が必要以上に高まる」
と言うことも起こり得ます。
食欲をコントロールしているホルモンはいくつかあり、満腹ホルモンと言われるレプチンもその一つですが、セロトニンも食欲を抑える働きを持っています。
ところが日照時間が減って、セロトニン不足に陥ると、その食欲を抑える働きが低下します。その結果、過食気味になるリスクが高まるわけです。
「食欲の秋」と言いますが、秋に限らず、秋から冬にかけても、セロトニン不足で食欲が止まらなくなるリスクがあるので注意が必要ですね。
セロトニンを不足させないためには、なるべく日光に当たることを意識すること(特に午前中)、
もし日光に当たるのが難しいなら、ウォーキングなどの有酸素運動をすること。
それも難しいなら、次善の策として、セロトニンの原料となるトリプトファンを多く含む食材をなるべく食べるようにすること(バナナ、肉・魚、乳製品など)。
光療法ライトもオススメですね。
日光の代わりに部屋の中で光を浴びることができるライトです。物にもよりますが、数千円で購入できます。
私も午前中に日光に当たることが難しいときは、なるべく光療法ライトを当たるようにしています。
というわけで、そろそろ秋から冬に入っていきますが、気温の変化とともに、
日照時間の変化
によるセロトニン不足には注意しておいてください。
調子が悪くなった時は、早い段階でセロトニン不足になってないかを疑うことも大事です。