- 2016-8-31
- おすすめ記事, オンライン自習室関連, 勉強のやる気アップ法
こんにちは、中西です。
前回は、朝から何も食べる気がしない
場合や、風邪を引いて食欲がない場合は、
無理に食べようとせずに、その
「体が発する信号」に素直にしたがった
ほうがいいという話をしました。
実は、もう一つ、とくに受験勉強に
おいて注意しておくべき「体が発する
信号」があります。
それは
【 「やる気が出ない」という信号 】
です。
これは「やる気が出ない」という状況を
どう解釈するかという話になりますが、
その解釈を間違えるとドロ沼にハマり
かねないので注意が必要。
一般的にいえば、受験生なのに「勉強の
やる気がしない(>_<)」というのは
「本人の意志の問題」
と考えられ、ひどい場合は「それは君の
やる気の問題だ」などと卵が先かニワトリ
が先かみたいな、何の解決策にもならない
“アドバイス”をされることも少なくありません。
これまで私が脳や体の研究を続けてきた
結論として、この「やる気が出ない」と
いう状態は、
「体(もしくは脳)が発している信号」
だと解釈したほうが合理的であり、
うまくその状態を解決できる可能性も
高いといえます。
「やる気」というのは、勉強で「集中力」
を発揮する“直前”にあたるタイミングから
スタートする要素です。
そこから集中している真っ最中にまで
影響を与えていきます。
このあたりについては専門家も一般の人も
ごっちゃにしているように感じたので、
以下の集中力ピラミッドを作成しました。
「集中力」の土台に「やる気」、
「やる気」の土台に「モチベーション」、
「モチベーション」の土台に(上の図には
書いてませんが)「セルフイメージ」もあります。
それぞれ下から時系列にもなっており、
かつ、
【それぞれの項目ごとに別々の
対策が存在している】(超重要)
わけです。
つまり
「集中力」には集中力アップの対策、
「やる気」にはやる気アップの対策、
「モチベーション」にはモチベーションの対策、
「セルフイメージ」にはセルフイメージの対策
が、それぞれ存在するということ。
これを先生もコーチも専門家も受験生も
みーんなごっちゃにしていますね。
まずこういった“区分”が明確に存在していて、
それぞれに対処法があることを理解して
おいた方がいいです。
そうやって区分けする方が頭が整理され、
何か問題が起こったときも、どこに
問題があるのかつかみやすくなり、
よりその状況に応じた正しい対策を
打てるようになるからです。
ちなみに、「集中力」における対策に
ついては、その強力な仕組みの1つとして、
私が開発して2ヶ月ほど前に日本で初めて
運営スタートした
というシステムがあります。
自分で言うのも何ですが「画期的」との声
を多数いただいている大好評の
家勉の集中力サポートシステム
でございます。
家では勉強に集中できなかった人が、
ボタン一つで魔法にかかったように
集中できるようになるシステムになっています。
こちらのオンライン自習室の
第3期メンバーを今週末に募集予定ですので、
参加予定の方は今週末の募集を見逃さない
ようにしてください(例によって
キャンペーン期間は2~3日なので)。
話を戻しますと、「やる気」の具体的対策
については、これまで山ほど解説している
ので今回は省略しますが、
考え方として「やる気が出ない」という
状態は、「体(or脳)が発している信号」
だと解釈するのが圧倒的におすすめです。
そうでないと、変に精神論的に解釈して
しまいやすいから。 たとえば
「こんな大事な時期なのに、勉強のやる気
が出ないなんて、自分はなんて意志が弱い
ダメなやつなんだ(>_<;)」とか、
「俺は自分で決めた受験勉強のやる気すら
出せない情けない奴なのか・゚・(ノД`;)・゚・」
みたいに、自分の精神力の弱さのような
部分に原因を導き出してしまう危険性が
高まります。
その上さらに「今、俺はスランプなんだ」
なんて勝手に考え出したら、それこそ
ドロ沼ですからね。
というわけで、「やる気が出ない」ときは、
何よりもまずその状態が
「体や脳が発する信号」
だと解釈するようにしてみてください。
それではまた。