こんにちは、中西です。
今週末より国公立大学の前期試験が実施
されますが、受験生に必ずやっておいて
ほしいのは、試験会場への下見です。
もう少し厳密に言うと、
「会場までのルートを実際に歩いてみること」
です。これを極力やっておいてほしいのです。
「地図で場所は完全にわかっているから」
という理由で、当日にぶっつけ本番で試験
会場まで向かう人も少なくありませんが、
これはかなり危険な行為だと私は思います。
というのは、「地図で見たイメージ」と
「実際のルート」は、全然違うことが多い
からです。
地図で見たら、「こんなわかりやすい場所、
絶対大丈夫だぜ(´-`)」と思っていても、
いざ実際のルートを歩いてみると、すぐに
目的にたどり着けず、あっちこっち右往左
往することは本当に多いです。
私は以前、毎日のように都内のあちこちの
企業に取材に行く仕事をしていたことがあ
ります。
向かう先の企業は同じ所在地は一切なく、
毎回違う駅、毎回違う場所です。
相手先はこちらの会社に三桁万円の支払い
をしているクライアント(お客さん)です
ので、当然ですが、絶対に遅刻するわけに
は行きません。
もし私が遅刻した場合、クライアントにも
私が契約してる会社にも迷惑がかかり、
私自身も信用を失い、仕事を失う可能性
まで出てきます。
つまり、試験当日の受験生なみに「絶対に
遅刻できない」状況で知らない場所に向か
う日々が、ずっと続いてたのです。
ところがその仕事を始めてすぐに気づいた
のは、どの会社に行くときも、「地図を見
たときのイメージ」通りに到着することの
方が少ない(つД<)・゚。ことでした。
地図を見たときは「なるほど、この大きな
信号を左に曲がって、すぐ先にあるコンビ
ニの隣のビルだな」みたいにわかりやすい
印象なのですが、
実際に現場付近に行ってみると、「どこや
ねんここ(゚o゚;」みたいなことが少なくなか
ったのです。
そういうリスクが常にあることがわかって
からは、どこに出向くときも、約束の1時間
ぐらい前には着いて、一度訪問先の会社の
場所まで実際に行き
「よし、ここだな」と確認した上で、約束
の時間が来るまでその付近のカフェに入っ
て待つようにしました。
絶対に遅刻できない場合は、それくらいま
でやってちょうどだと感じます。
私から確実に言えるのは
「地図だけでルートを分かった気に
ならないほうがいい」
ということです。
当然ながら結果的には地図通りの場所に
あるのですが(笑)、初めて行く場合は
「地図を見たけど思った通りに行き着かない」
という状況に陥るリスクが常にある、
と思っておいたほうがいいです。
なので、前日までに極力会場までのルート
を実際に歩いてみることをおすすめします。
それで余計な心配が無くなりますからね。
時間的にどうしても無理な場合は、最後の
手段ですが、事前にGoogleのストリート
ビューで仮想体験をしておいてください(笑)。
実際の感覚とは違いますが、ストリート
ビューは地図など比べものにならないくら
いリアルですからね。
前に私の家にストリートビューで確認して
から来た人がいたのですが、初めて通る道
なのに
「ストリートビューを見たから、この道を
初めて歩いてる気がしない」
という不思議な感覚に襲われたと言ってました。
それだけリアルだってことですね。時間的
に余裕がない人はこちらが代替案になります。
いずれにしろ、地図を見た感覚と実際のル
ートはイメージが全然違うことが多いので、
余計なところで足元をすくわれないために
もこの点には十分注意しておいてください。
それではまた。