- 2016-9-11
- おすすめ記事, 効率的な時間管理術, 受験が終わった後について
こんにちは、中西です。
前回は、ファッション通販最大手の
ZOZOTOWNを運営する(株)スタートトゥ
デイさんの就業スタイルについてご紹介
しました。
簡単に復習すると、同社ではスタッフさん
の就労時間が「9時~15時」のわずか6時間
という話。これで業界トップの上場企業を
運営されているわけです。
このスタートトゥデイさんの就業スタイル
も驚きなのですが、さらに衝撃なのは同社
代表の前澤さんのワークスタイル(働き方)です。
前澤さんのワークスタイルをポイントだけ
まとめると以下の通り。
▼週に火・水・木の3日しか出社しない
▼出社する3日も労働時間は1日6時間
▼会社に自分のパソコンが無い
▼メールアドレスも持っていない
▼やりとりはスマホのLINEのみ
・・・すごくないですか?これでネット
通販の最大手サイトの社長をされているわけです。
他にも「社長室が無い」とかいろいろあり
ますが、とにかく
「徹底的に無駄を省く」
「徹底的にシンプルにする」
という信条をお持ちのようです。
にしても上場企業の社長で、実際にここ
まで実践できる人は少ないと思います。
会社での前澤氏の役割が、社内のあらゆる
無駄を見つけて「それは無駄だ!」と判断
し、指摘することだと認識されているのです。
一時は職場からスタッフ全員のパソコンを
すべて排除しようとされたのですが、役員
から
「ECサイト(ネットのショップ)を運営
しているのだからパソコンだけは無理だ!」
と猛反対をくらい、社員のパソコンだけは
あきらめたとか(゚д゚;)。おどろくべき
合理化思考ですね。
しかし単に無駄取りをして合理化するだけ
ではなく、根本的に
「好きなことしかしない」
「得意なことしか手を出さない」
という思想をもって経営されておられます。
このあたりはさすがだなと。このポリシー
を会社レベルで貫くのってなかなか難しい
ですから。
さらに、ファッションサイト運営会社とし
て必要なデザイン性のあるオフィスにも
こだわっておられて、
「論理的なビジネスの部分」とファッショ
ンという「アート的な部分」のバランスは
大事にしておられるそうです。
ちなみにこの前澤さんの話を私は何で
知ったかというと、三田紀房先生の
「インベスターZ」という人気投資漫画から。
三田先生は、言うまでもなく東大受験漫画
で大ヒットして、ドラマ化もされた
「ドラゴン桜」の作者ですね。
この「インベスターZ」のストーリー自体
はフィクションなのですが、
なぜかその最新刊(13巻)でZOZOTOWNの
前澤さんが登場して、上記のような話を
されていたのです。ほんと勉強になる漫画
でございます(*_*)
余談の余談ですが、数日前にその三田先生
からサインをもらいました。漫画家さんか
らサインをもらったのは初めてで、しかも
私の名前入りでいただけましたヾ(´▽`)ノ
好きな漫画家さんから自分の名前入りの
サインをもらえるのって、こんなに嬉しい
んですね。今年一番嬉しかったかも。
※三田先生からもらったサイン
↑先生のペンで私のような汚らわしい男の名前を・゚・(ノД`;)・゚・家宝にします<(_ _)>
というわけで、最後話がそれましたが、
「無駄取り」というのは本当に徹底的に
やれば、生き方・働き方をそこまで
シンプルにすることも可能だということです。
この21世紀は、ちょっと油断していると、
すぐに「無駄なこと」をやってしまう環境
が出来上がっている時代です。
物事を極力シンプルになるように、いつも
細心の注意を払っていくのが、今後あらゆ
る場面で求められるスキルになりそうです。
当然これは受験勉強においても同じで、
受験生も無駄なことをやっていることが
本当によくあります。
常に「無駄なことをやっていないか?」を
厳しくチェックするクセをつけるように
して行ってほしいと思いますね。
それではまた。