- 2015-11-10
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~中上級編~, 効率的な勉強法~基礎編~, 参考書学習テクニック
こんにちは、中西です。
ここ1週間くらいは、
過去問の勉強やら、参考書学習の話など
勉強法系のネタを続けてます。
今回もこのシリーズを。
前々回に、
「参考書学習というのは
『繰り返す』ことがポイントだが、
その『繰り返し方』を間違えると、
時間をめちゃくちゃロスしまっせ」
というお話をしました。
そのとき強調したのは、とくに、
「1回目(~2回目)に時間をかけない」
ことの重要性です。
まあよほど時間に余裕がある時期なら
丁寧に時間をかけて勉強しても
大して支障はないでしょうが、
もう受験まで時間の余裕が
無くなっているときに、
繰り返す初期の段階で
丁寧に時間をかけて
やっているのは危険です。
「完璧になるまで繰り返す」
ことを前提に、多少理解が浅いままでも
とりあえずサクサク進めていきながら、
高速で回転させるのがポイント。
このあたりの詳細な
テクニックについて知りたい方は、
宇都出雅巳さんの本がおすすめですね。
個人的には、
「高速回転」「スピード学習」
というと宇都出さんのイメージが強いです。
宇都出さんとは前に一度、
埼玉で会食をご一緒させていただいて
お話を伺ったことがありますが、
発言内容もノウハウも
とても信頼できる方です。
※なにかブログに書いた記憶があったので
今検索したら、アメブロ時代にそのときの
話を書いてましたね。3年前でした。
前フリの記事だけ残して
今のブログに引っ越したので
中身のない記事になってますが。。
宇都出さんは
他にもいろいろ勉強法や速読関連の本も
出されてるので、興味のある方は
調べてみてください。
資格受験生にも役立つ本が多いですよ。
話をもどしますと、参考書を
「何度も繰り返す」
上で知っておくといいと思うのは、
【 「好きな科目」は1周目から楽しいが、
「嫌いな科目」は1周目は辛くて
繰り返すうちにだんだん楽しくなる 】
という法則があることです。
前者はもう説明不要だと思いますが、
後者の「嫌いな科目」でも、
繰り返しやっていくと、
どんどん「理解が進む」ので、
あとになるほど楽しさが増してくる
傾向があるのです。
私も超文系なので数学なんて嫌いでしたが、
何度も繰り返すうちに、
どんどん楽しさがわかってきました。
人間、どんな分野でも
“理解できるようになると”
ある程度以上は楽しくなるものなのです。
理解できないからつまらない、
という側面はかなりありますからね。
その意味でも、
1周目(~2周目)あたりの
繰り返す初期のステージでは
あまり時間をかけすぎない方がいい
という結論になります。
とくに嫌いな科目は、
なかなか1周目が終わらないと、
楽しさを感じる前に、本当に
モチベーション(やる気)が低下して、
進みがますます遅くなる
という悪循環に入りかねないですから。
というわけで、とくに
「嫌いな科目」(=苦手科目)の
参考書・問題集は、あとから
楽しさが増してくる傾向が強いので、
その楽しくなる状態を目指して、
最初のうちは集中してドシドシ、
サクサクと進めていくのが、
【 嫌いな科目のストレスを最小限に
抑えながら克服するコツ 】
ということになります。
それではまた。
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