- 2023-11-14
- 運動の話
こんにちは、中西です。
最近朝のジョギングを始めて日中の調子が良くなっています。
私の知る限り、大体の人が有酸素運動派か、筋トレなどの無酸素運動派のどちらかに分かれることが多いようです。
もちろん両方大事なので、両方やっている人も多いですが、好みはどちらかに偏っていることが多いと思います。
私自身は完全に有酸素運動派なのですが、筋トレをやらない時期が続くと妙な罪悪感もあります笑
それで、この辺の違いを色々と調べていたのですが、
「脳にとってはどちらが良いか」
という研究がありました。
結論から言うと、ランニングのような持続的な運動の方が、脳にとっては良いという結果が出ています。
▼参考:Which Type of Exercise Is Best for the Brain? – The New York Times
https://archive.nytimes.com/well.blogs.nytimes.com/2016/02/17/which-type-of-exercise-is-best-for-the-brain/
フィンランドの大学の研究ですが、
「ランニング」
「ウエイトトレーニング」
「高強度インターバルトレーニング」
と言う負荷のタイプが違う3種類の運動を、ラットに7週間行わせて、脳の状態を調べました。
その後に、ラットの脳の海馬と言う部分を調べたところ、行った運動によって、ニューロンの発達の度合いがかなり違ったようです。
それによると、脳のニューロンが最も発達していたのは、ラットをカゴに入れて、回し車で走らせていたグループでした。
走らせたグループは、海馬の組織が新しいニューロンでいっぱいだったようです。
その次は、高強度インターバルトレーニングのグループ。
ウェイトトレーニングのグループは、全く運動を行わなかったグループと変わらない脳の状態だったそうです。
どうやら、筋トレなどの運動よりも、ランニングのような持続的な有酸素運動の方が、脳にとっては良い、ということになりそうです。
まあ、今回はメンタルや体の健康の部分ではなく、あくまで
「脳にとってどれがいいか」
という観点での研究でしたが、1つの答えが出ていたので、運動で頭を良くしたい人は参考にしてみてください。