- 2016-4-13
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~基礎編~, 授業・予習・復習ノウハウ
<読者さんからのご感想>
私は1年間浪人をして同志社大学に合格しました。
元は国立大学志望だったのですが、2年連続
国立大学不合格となってしまいました。
しかし、両親が自分の1年間の努力を認めてくれ、
同志社大学に進学することになりました。
浪人の1年間、中西先生のメールマガジンを毎日、
空き時間に拝見し、勉強法から健康管理まで
あらゆる場面で参考にさせていただきました。
特に現役時の「とにかく量」の戦法によって
削っていた睡眠時間を見直したことは、
とても大きかったと実感しています。
本当にありがとうございました。
これからの大学生活では油断せず、充実した
ものにできるよう頑張っていきたいです。
同志社大学理工学部合格 U君
——————————————-
※U君、合格おめでとうございました!
こんにちは、中西です。
授業のデメリットの1つは
「先生によって当たり外れがある」
という点です。
これは今まであなたが受けてきた
たくさんの授業を思い出せばわかるはず。
先生たちも人間ですから、人と人との
関わりにおいて相性が生じるのは当たり前、
教え方が自分と合わない先生がいるのも当たり前
・・・といえばたしかにそうなのですが、
単純に「教え方が下手」な先生というのも
少なくありません。
「教えるのが仕事」のはずの先生が
教え方が下手というのは、冷静に考えると
「歌が下手な歌手」「芝居が下手な俳優」
みたいなものでプロとして成立していない
疑いもあるわけですが、
実際のところ
「教え方がうまい先生ばかりの学校」
なんて極めてまれではないかと思います。
私自身思い返してみても、高校は県で
トップの進学校、予備校は全国トップの
有名予備校、大学はご存じ早稲田大学なので
私立ではトップクラスの大学(のはず)なのですが、
そのどれにおいても教え方が下手な先生は
何人もいました。どれとはいいませんが、
全先生の3分の1~半数くらいが教え方が
イマイチなところもあったくらい・・・。
他の人の話を聞いてもそんなに変わらないので、
ようするにこの傾向は全国的にどこの学校・塾
でも、教え方があまり上手くない(もしくは
相性が合わない)先生の何人かと遭遇してしまう
確率は似たり寄ったりではないかと思われます。
これはもう人間対人間の問題なので、
授業の数が多くなるほど、教え方が合わない・
相性が合わない先生と遭遇する確率が上がる
のは仕方ないことかもしれません。
ただ、生徒からすると一人相性が合わない・
教え方が合わない先生がいるだけで、年間
数十時間~三桁にのぼる時間がふっ飛びます。
だったらその時間、独学でやった方が早く
マスターできるんちゃうのという考え方も
あるわけです。
その意味では、家庭教師なら先生の「チェンジ」
ができるところも少なくないので、ハズレる
心配は薄くなります。
また関係性が授業の先生よりも近いので
「当たり」だと結果に大きく好影響を与えます。
ただその分、たくさん習うと大変な金額に
なりますがΣ(゚д゚;)
「当たり外れがある」ということは、
つまりはギャンブルに近いものがあると
いえるわけです。
受験において一番大事な時間を大きく失う
「当たり外れ」のリスクを抱えるのは、
ごく単純に合理的に考えて、あまりいい話
ではありませんね。
だからこの点は、やはり授業のデメリット
といえるわけです。
・・・が、このデメリットを回避する方法は
いくつかありますので、それについては
また後日お話します。
To be continued
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