- 2015-11-22
- おすすめ記事, 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
受験生活の中で
私が一番良くないと思うのは、
無意味に「ダラけている時間」です。
ダラっとしてしまうことは
誰でも多かれ少なかれあるわけですが、
この誰でもある時間の比率をいかに
日常生活から減らせるかが
勉強量を増やすポイントになります。
もちろん
「1日中ずっと緊張感を持て!」
というわけではなくて、
「休憩を取る」なら時間を決めて取る、
「勉強をする」なら時間を決めて
目の前の勉強に集中する。
ただこれだけのことなのですが、
この切り替えが本当に自由自在に
完璧に出来るようになれば、
もうあなたは合格に
片手が届いているのはもちろん、
今後何をやってもトップクラスの
人間になれる可能性も高くなります。
逆に言うと、多くの人にとって
この「切り替え」というのが
非常に難しいわけで、
「休憩を取る」と「勉強する」
という行為の中間的な行為として、
「無目的にダラけてしまう」
というという状態の時間帯が
なかなか減らせない人が多いと。
今回はその解決へのヒントを1つお伝えすると、
「無目的にダラけてしまう」
ほとんどの場合において、
【 ダラけてしまうきっかけ行動 】
が存在するので、その行動に注意することです。
その「きっかけ行動」を探し出して
そこにメスを入れると、ダラダラ行為が
解決できることが少なくありません。
たとえば、私の高校時代の
恥ずかしいパターンをさらしますと
学校から帰宅して「ただいま!」
↓
玄関で靴をぬぐ
↓
冷蔵庫に直行。楽しみにしていたアイスを探す
↓
アイスを開封しつつ
テレビの電源ボタンをポチ。
(心の中で「10分くらい休憩!」と思う)
↓
テレビが面白くて、気づいたら
あっというまに1時間以上たってるヽ(;´Д`)ノ
・・・とまあ、これが当時の私のスタンダード。
厳密には、楽しみにしていたアイスを
誰かが食べていて家族愛が崩壊するバージョンも
ときどき(週に1〜2回)ありましたが。
上の例でいうと、
アイスを食いながらテレビを見ている時間が、
無意味に「ダラけている時間」
といえますが、
このダラけた時間は
いきなりそうなったわけではなく、
必ずといっていいほど
「きっかけ行動」
があるのです。
上の場合は、
▼「冷蔵庫に直行」
▼「テレビの電源ボタンをポチ」
の2つがその“きっかけ行動”になっています。
この2つが「ダラける時間」への
【引き金】になっているということです。
しかし、本人はそれがきっかけに
なっていることに気づいていない場合が
ほとんどです。
習慣になっている場合は
もう毎日のパターンすぎて、
流れ作業のように無意識にやっている
ことが多いので。
しかしその
「ダラけてしまうきっかけ行動」
さえ特定できれば、
実は対策はそんなに難しくありません。
この場合でいえば、たとえば
「冷蔵庫に直行しない」とか
「冷蔵庫に直行する代わりに○○をまずやる」とか、
あるいは
「冷蔵庫に直行はOKだけど、
アイスを取り出したらすぐに
テレビの無い部屋に行く」
などなど、
その「きっかけ行動」自体をやめたり、
そのタイミングで別の行動をやることで
「きっかけ行動」を自然にやらないですむ
方向に持っていけばいいわけで、
このように「きっかけ行動」に
簡単な対策を講じれば
意外とあっさり解決することが多いです。
というわけで、
勉強中の集中力ダウンとはまた別に、
どうもダラけてしまう時間が多いと感じる人は、
一度ダラけてしまうその
「きっかけ行動」
が何なのか探してみてください。
必ずと言っていいほど、
「あ、こいつだ!こいつが『きっかけ』で
俺は今までダラけていたんだ!コンチクショーめ!」
という“犯人”が見つかるはずです。
それではまた。