- 2016-12-18
- おすすめ記事, 受験の意味を考える, 受験を突破するマインドセット, 受験生が陥る不安・焦りの対処法, 直前期の勉強法
こんにちは、中西です。
今日のニュースに出ていたこの問題、
個人的に本当に深刻じゃないかと思ってます。
▼奨学金「中退難民」の危機―
バイトに追われ卒業できない
http://news.yahoo.co.jp/feature/372
(NHK「クローズアップ現代+」Yahoo!ニュース編集部)
長い記事ですが、簡単にまとめると、
大学進学後、以下のような
地獄のループヽ(;´Д`)ノ
にはまる人が続出しているという話。
大学の「授業料」と「生活費」をまかなうために
奨学金に加えてアルバイトをせざるを得ない
↓
そのアルバイトも長時間せざるを得ず、
結果、ヘトヘトで授業に出られなくなる。
↓
留年してしまう
↓
留年したせいで奨学金が停止になる
↓
奨学金が止まったため、さらにバイトを
しないと授業料と生活費を賄えなくなる。
↓
中退せざるを得なくなる
↓
中退したため、就職しようにも就職できない。
しかも奨学金の借金だけ残る
↓
安月給で 数百万円の奨学金の返済が
死ぬほど大変 。実際に死にたいと思うことも。
・・・という話です(゚ロ゚;)
これ、別に大学生の中で珍しいレアケース
とかではないですからね。
大学進学にこういう”リスク”も普通に存在しています。
が、その事実は当の高校生には
イメージしにくいかもしれません。
だって年齢的にまだお金の問題を真剣に
考えたことはないでしょうし、
バイト経験者はいるとはいえ
お金を稼いだことがない人の方が多いですし、
何より学校でも塾でも
「進学すること」「合格すること」
が最重要課題となっていて、
それを目指すのがいきなり前提になっていて、
その意味も教えずに大学進学が
“当たり前のこと”となっていて
何も考えないまま、受験を突破することが
最重要課題になっている場合が 大半だからです。
しかし私も経験しているので骨身にしみて
わかるのですが、留年・中退しなくても
奨学金の返済って 安月給のときは
本当に大変ですからね ・゚・(ノД`;)・゚・
ただね、逆にもし上のような話を聞いて、
大学進学のモチベーションが低下してしまう
人がいたとしたら
奨学金のリスクの問題もそうですが、それ以上に
「大学進学の意味」
を、そもそも自分なりにでもまったく
理解できていないからじゃないの
って思うわけです。しかもそんな重要な
ことなのに、それについては、
だ~~~~れも教えてくれないしね。
大人たちが誰も何もまともに教えない
このアホくさい状況が、私は
高校時代から超絶スーパームカついておりましたので
数年前に、その怒りをベースにヽ(`Д´)ノ
昔の自分に語るつもりで
この音声を作ったわけです。
「大学生活パーフェクト攻略法
~ヤバいくらい本音で語る大学論~」
上のニュースを見て進学する意味がわからなく
なってしまったり、モチベーションが低下した
としたら、
そもそもの問題は、
【「大学進学」の意味・メリット・大学の利用方法 】
をよく理解できていないまま
受験勉強をしている点にある可能性が高いです。
本当はこの時期に言う話ではないのですが
メイン音声は2時間ほどですので
まだその部分がグラついている状況の人は
ぜひ今のうちに聴いてしまってください。
「大学生活パーフェクト攻略法
~ヤバいくらい本音で語る大学論~」
※12/18(日)10時~20(火)24時まで
本題へ。
いよいよ12月も後半に入り、
今年も残りわずかとなりました。
大学受験生は来月~再来月の試験のこと
で頭がいっぱいだと思いますが、
見方を変えれば、あとわずか1~2ヶ月で
“すべてが終わる”ということです(゚o゚;
人生はこの先も長いですし、どの道に進む
にしろ、この先も世界はチャンスに満ちあ
ふれていますが、
それにしてもたかだか1~2ヶ月の勉強で
人生の方向性を大きく変えられるチャンス
なんて、そうそう滅多にないですからね。
気づいている人はあまり多くないかも
しれませんが、ある意味、というか事実
として、“非常においしい時期”なわけですよ。
若干下品な表現で恐縮ですが、今あなたは
すっごく“おいしい時期”にいます。
「こんなに頑張りがいのある時期は、
一生の中でも滅多にない」という意味で。
ところが、そんな大チャンスが到来して
いるのに、そのチャンスを逃しかねない
思考パターンがあるのです。しかも2つ!
今こそ集中力MAXで頑張らなければならな
いはずの、あなたの足を引っ張る2つの
思考パターン。それは、
1,未来を思い煩うこと
2,過去を後悔すること
です。
人間しか持ち得ないこの2つの思考が、
残りわずかしかないチャンスを逃しかねな
いほど足を引っ張ることがあるので注意
しておいてください。
1の「未来を思い煩うこと」とは、ようするに
「試験本番がうまく行くだろうか」
「このままで本当に合格するのか」
「ダメだったらどうしよう」etc
・・・といった思考が頭を巡りまくること。
気持ちはわかるのですが、その時間が
スーパー無駄です。
その悩み方にはほとんど意味がありませんし、
状況を改善してくれるわけでもありません。
そういう状況になったら、
「こんなふうに悩んでいる時間が無駄だ!」
と自分で気づかないとダメ。
一番皮肉なパターンは、「このままで本当
に合格するのか」と悩み続けることに勉強
時間を取られ、それが原因で不合格になる
パターン(゚-゚)。
「直前期にあんなにくよくよ心配して
なければ合格できたかもしれない(つД<)・゚。」
なんてオチは、最悪すぎて笑い話にすら
なりません。
また、もっと根本的に大学に進学する
意味やメリットがよくわからないという
レベルの人は、
それ自体が無駄に「未来を思い煩う」原因に
なりえますので、さっさとこの音声を
聴いておいてほしいと思います。
「大学生活パーフェクト攻略法
~ヤバいくらい本音で語る大学論~」
※12/18(日)10時~20(火)24時まで
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2の「過去を後悔すること」も、とくに
この時期は完全に時間のムダ。
「もっと夏休みにやっておけば良かった」
「もっと英語長文の勉強をしておけばよかった」
「古典の文法をもっと早くやっておけばよかった」
etc・・・といった後悔も、し出したら
キリがないものです。
しかしそうやって過去を数分でも思い
煩っているうちに、英単語を10個くらい
チェックできます。
人間を他の動物と圧倒的に引き離して
人間たらしめているのは、「想像力」
がある点です。
想像力があるから、創造力もあるわけで、
それが人間をここまで進化させたと。
ところが、その人間特有の想像力が
かえって足を引っ張るわけです。
「未来を思い煩う」「過去を後悔する」
という形で。
未来も過去も、実は人間の頭の中にしか存在しないのに、
存在しないモノにおびえて今をムダにしてしまう。
だからこそ、あえて
「今この瞬間に集中する!」
ということを強く意識しないと、もっとも
大事な“今この瞬間”をムダにしてしまい
やすくなります。
残り本番までのわずかな期間で
人生が変わるのは、もう説明不要でしょう。
ここからは、未来ではなく、過去でもなく、
“今だけ”にひたすら集中する
ように強く意識して行ってください。
どんなに不安でも、“今この瞬間”から
逃げないようにしてほしいと思います。
それではまた。