- 2017-9-18
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~中上級編~, 受験を突破する記憶術
こんにちは、中西です。
一昨日、イナズマロックフェステバルという
私の出身地の滋賀県で開催される近畿圏
最大級の野外フェスにある取材で行ってました。
しかも東京からの日帰り(;´Д`)
なんせ台風が直撃することが分かっている
中の強行軍で、最悪現地で中止を宣告され
る可能性もあり、だいぶやばかったです。
幸い私が行った土曜日は雨や風は予想され
ていたほどには強くなく(でも普通に降っ
てましたが)、カッパをきてびしょびしょ
の中なんとかフェスを満喫。
東京から現地までの移動に往復9時間(!)
現地にいたのが4時間ぐらいでした。
何万人いたのかわかりませんが、東京から
こんな無謀スケジュールで日帰り参加した
人間はほとんどいないんじゃないでしょうか(笑)
日曜日と合わせて2日間開催される予定で
したが、残念ながら2日目は台風のため
中止に。(。´Д⊂)
私は取材目的だったので1日で十分でした
が、チケット買っていた人や運営側や主催
の西川貴教さんは本当に悔しかったと思います。
なお今回の強行軍の取材で手に入れた貴重
な情報については、皆様が忘れた頃に、全
く想像もつかない形でご披露できるのでは
ないかと思っております(たぶん)。
その時は「以前言ってたイナズマロックの
取材の話はこれだったのか!!」と驚いて
もらえるかもしれません。私の目論見が
うまくいけば。
西川貴教さんの怒涛の滋賀愛を分けて
もらいながら、本題へ。
勉強において、「音読」が記憶効率の面で
効果が高いことはよく知られています。
またこの音読と対照的なやり方としては、
目で読むだけの「黙読」があるわけです。
一般的には、活字の読み方としてはこの
2つのいずれかだと考えられていると思い
ますが、私はこの音読と黙読の中間ぐらい
の位置にある読み方もあるのではないかと
考えています。
ほんの少しだけ小声で声を出すか、
もしくは声すら出さないで、口の動きだけ
音読に似せる読み方です。強いて命名するなら
「プチ音読」
と言えるかもしれません(笑)
小声というのはどれぐらいの小声かという
と、隣に人がいてその人には何かを喋っ
てることは気付かれても、どんな内容をしゃ
べってるかはわからないくらいの小さな音量です。
まあ隣の人に内容まで聞こえたら、
それは普通に音読ですから。
以前、自習室で音読をしたい人のための
方法をご紹介しましたが、
▼自習室でも声を出して暗唱できる裏ワザ
(パスワードは1874 ※いーはなし)
この方法で紹介している声の音量も
「プチ音読」に該当するレベルといえますね。
さらに、小声すら出さずに、口と舌だけ動
かして音読している体(てい)で単語や文
章をバーチャル的に読むものも含めます。
空気椅子なんてものがありますが、さしず
め空気音読といったイメージです(笑)
横文字にするなら「エア音読」(゚ロ゚;)
で、自習室や図書館やカフェなどの飲食店
で勉強していて、ここはしっかり暗記した
いと思う箇所があった際には、
このプチ音読やエア音読でも一定以上の
効果が期待できるのでやってみてください。
しっかりと声に出していないのに、音読に
近い効果を期待できる理由は、数日前にも
少しお話しましたが、
音読は「手続き記憶」という、体を使って
覚える記憶法に該当しているからです。
自転車や水泳など体で一度覚えた「手続き
記憶」は長期記憶になるため、ほとんど一
生ぐらい体が覚えています。
音読の場合、自ら出した声を、さらに耳で
聞くこともできますので暗記効率が非常に
良いわけですが、
上記のように仮に声に出すことができなか
ったとしても、口を動かしているだけで、
体(口)を使って覚えています。
したがって、プチ音読やエア音読と言った
声をほとんど出さない形であっても、
口という体の部位を動かしている分だけ、
黙読よりは長期記憶につながりやすいと
言えるのです。
もちろん実際にしっかりと声に出して音読
するのがベストなのは言うまでもありません。
ただ、状況によって、例えば電車の中や、
上記のような自習室・図書館・飲食店など、
周りに人がいて音読が難しい場合もあるか
と思います。
そんな時でもプチ音読・エア音読をするこ
とで、暗記効率を高めることもできるとい
うことですね。
周りに人がいるところで勉強している人で、
音読ができなくて困っていた人はよかったら
試してみてください。
それではまた。