- 2015-11-11
- おすすめ記事, 勉強のやる気アップ法, 勉強の習慣化
※この記事は、11月11日に当会メルマガで配信されたものです。
こんにちは、中西です。
実は、今日でこのメルマガは、
日刊配信に切り替えてから
1年が経過しました。
365日連続で配信できた
ことになりますヾ(´▽`)ノ
自分でいうのもなんですが、
ブログではなくメルマガを
1年間1日も休まず書き続けられる人は、
ほとんどいらっしゃらないと思います。
(私見ですが、それくらいブログと
メルマガでは執筆の負担が違うため。
ブログはわりと適当に書いても文句言われませんが
メルマガは読者さんに送りつけるメディアなので)
このメルマガの場合
本当の意味で日刊配信なので、
土日祝日は当然、みんなが休む年末年始、
GW、お盆もいっさい関係なしに
メルマガをシコシコ、書き書きして、
配信してきました 。・゚・(ノД`)・゚・。
これを
「コツコツと努力を積み重ねてきた」
といえばかっこいいのですが、
私の感覚としては、
「ダラダラと続けていたら、1年も経っちゃったで」
というような感じです。
ニュアンスの問題なのですが、
「コツコツ」
という、目標をもって努力する感じではなく、
「ダラダラ」
に近い感覚なのです。なぜなら、
【「毎日書く」という“ノルマ”を設定しただけで、
“目標”なんて作らなかったから 】
です。
前からの読者さんならご存じかと思いますが、
この日刊配信というのは
“非常に特殊な形”
の日刊配信となっていて、
▼「一生続ける」という覚悟もなければ、
▼「1年間は続ける」という覚悟すらもなく、
実は
▼「来月も続けてるかなんてわからない」
どころか
▼「来週にはもう辞めるかもしれないし」
くらいのノリで、
もっというと実は
▼「いきなり3日後くらいに辞める可能性もあり」
くらいの軽すぎるノリで、
「もう1日だけ、今日も続けておこう」
という気持ちで、1日1日を乗り越えただけです。
それだけで、ずっと1年間休まず
書き続けられたのです。
この方法論のメカニズムをご存じない方には
信じられないかもしれませんが。
そんな「明確な目標」を持たずに、
適当を絵に描いたような3日坊主の私が、
3日坊主の120倍もの期間、
なぜ休まず続けて来られたのかといえば、
私が編み出したこの方法を使ったから
でございます。
このテクニックは、
去年の11月11日時点では、
まだ私の中で思いつきの“仮説”だったのですが、
そこから数ヶ月間、このメルマガを使って
その効果を実験してみた結果、
上の記事を書いた頃には、もう完全に
「確信」に変わっておりました。
どういう確信か?
こういう確信です↓
—————————————–
【 人は「途切れさせたくない」という気持ちだけでも、
モチベーションを手に入れて
習慣を継続させることができる 】
—————————————–
※ここでは「モチベーション=やる気」を意味します。
<参考>
「集中力」「やる気」「モチベーション」の違いがハッキリわかる基準
もっとひらたく言えば、
「これだけ続けてるのだから、
ここでやめたらもったいない」
という、この
「もったいない」
という感覚だけで強制力が働き、
物事に取り組む・継続させる
エネルギーになるということ。
数年前に流行ったジャパニーズ
「MOTTAINAI」のパワーでございます。
正直言うと、この1年、
メルマガの配信が“落ちる”(=配信できなくなる)
危険に何度も何度も、何度も、
何度も何度も(しつこい)、
さらされてきました。
「体調が悪すぎて今日はメルマガを
書くのはめちゃきつい・゚・(ノД`;)・゚・」
「うわ、予定が長引いて
今からだともう配信時刻に間に合わない!」
(極力21時までに配信するようにしてるため)
「今日はこのあと書く時間がどこにもない!
あ、電車の乗り換えで待ち時間がある!
もうこの待ち時間に駅のホームで書くしかない!」
「今日は葬式でメルマガなんて気分じゃないし、
早朝から葬式手伝いに行くからどこにも時間がない。
もう辞めようか・・・
あ、火葬場に行ったあとの
この空き時間に、駐車場の車の中で書けるわ!」
・・・みたいな、なんといいますか
ミッション・インポッシブル的な
ギリギリの状態が何度もあったのですが、
なんとかかんとか、続けてこられました。
その継続力の根源にあったのは、
「メルマガを毎日続けることのメリット」
を誰よりも(おそらく平均的なメルマガ発行者さんが
まず理解していない・気づいていないであろう点まで)
理解していたことと、なによりも、
【 「これだけ続けてきたのだから、
ここで辞めるのは“もったいない”」という感情 】
がエネルギーのベースになっておりました。
信じがたい人もいるかもしれませんが、
本当にごく単純に
「もったいない」
という感情だけで、どんなピンチのときでも
続けて来られたのです。
当然、その
「もったいない」という感情の裏には、
「ずっと続けることのメリット」
の理解がベースにあるのですが、
「もう今日はヤバい」「書きたくない」
「時間が無さすぎる」「体調が悪すぎる」
・・・といったピンチのときに、
常に、必ず、頭に浮かんだのは、
「ここで辞めたときに失うもの」
と
「このまま続けたら得られるもの」
を天秤にかけたときに、どちらが勝つか
という判断基準です。
またあるいは
「ここで辞めたときに得られる一時的なラクさ・快楽」
と引き換えに
「ここで辞めたときに失う長期的な損失」
をともなっても、その一時的な快楽は“割に合う”のか
という視点です。
そうすると、どう考えても、
—————————————-
「ここまで続けてきたのだから、
ここで辞めるのは
『もったいない』し『割に合わない』」
—————————————-
という判断に
“ならざるを得ず”、(←ここポイント)
その結果、どんなに忙しくても、
メンドクサいと感じる日でも、
いろいろ厳しい状況があっても、その
「途切れさせたくない効果」
(=途切れさせるのは「もったいない」、
「割に合わない」という感情)
によって、
100%の確率で365日配信できた
・・・というのが真相です。
別に難しいテクニックではないので、
ぜひなにか
「長期的に続けたい習慣」がある人は、
一度試しにやってみてほしいと思うのです。
それではまた。
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<関連記事>
「集中力」「やる気」「モチベーション」の違いがハッキリわかる基準
P.S
と、本文ではえらそうに言っておりますが、
実際のところ、毎日一度は
「もうそろそろ辞めようかな」
という考えが頭をよぎります(笑)
ポイントはそこです。
つまり、そんな弱くて、ふらついた気持ちでも
ずっと毎日欠かさず続けられるということ。
裏を返せば、それほど
「強制力」
がすごい、ということなのです。
このすごい強制力が働いていて
やるべきことをやれている
“しんど気持ちいい”ともいえる不思議な感覚
とか
1日1日どんどん良くなっていく感覚
を、みんなに味わってほしいんですよねぇ