- 2017-7-11
- おすすめ記事, 勉強計画の立て方, 夏休み・冬休み・春休みの勉強法
こんにちは、中西です。
ここ何回か、
「夏休みはフライングでスタートしよう」
「7月が『受験の天王山』だと思って損することはない」
といった話をしています。
「受験の天王山」のスタートをいつにする
かはその人次第ですが、いつからスタート
するにしろ、ぜひ本格的なスタート前に、
「しっかりと計画を作成しておく」
ことをおすすめします。
というのも、「計画の作り方」次第で、
まったく違った夏休みを送ることになる
からです。
計画というのは、いわば夏の勉強の
「設計図」ですから、設計図が的外れな
おかしな作りになっていたら、完成する
ものもおかしなものになってしまうのは
言うまでもないですね。
したがってここは少し時間をとって、情報
収集したり自分なりにじっくり考えて、夏
の勉強計画を念入りに作成しておくことが、
後悔しない夏をすごす条件になります。
ここは「夏休み」のトータルの生産性を決
める重要ポイントなので、この計画作成の
作業には必要なら数日使ってもかまいませんので。
すでにご存知の方が大半だと思いますが、
計画というのは、その通りに完璧に実行で
きることは少ないです(つД<)・゚。
しかし計画を作成していないと、いわば手
当たり次第にフィーリングで勉強をしてい
くことになるわけです。
それでは夏の終わりに“理想の実力”が付
いた自分になれる可能性は、グッと低くな
るのは当然だといえます。
つまり、計画をしっかり遂行できるの
が理想ですが、それができなかったとしても、
計画を作成しておくだけで(作成しなかっ
た場合よりも)大きなメリットが得られて
いる、ということですね。
7月のなるべく早いうちに
「どれだけ現実的な計画が作れるか」
がポイントになります。
「夏休みに一気に変わりたい!」と思って
いる人ほど注意しておいてください。
その気持ちはいいのですが、気持ちだけ先
走ってあまり詰め込みまくった計画を作っ
てしまうと、全然予定どおり進まずに大き
な挫折感・自己嫌悪に陥ることが少なくあ
りませんので。
とくにこれまであまり勉強してこなかった
自覚がある人は、より注意して、「ムリし
すぎない現実的な計画」を作ることを意識
して作ってほしいと思います。
もし夏の勉強スタート後に、作成した計画
が明らかに無謀だったと途中で感じたら、
ムリしないで適宜「リスケ」(スケジュー
ル・計画の変更)をして微調整していけば
いいです。
ただ、とはいえ最初に作った計画全部が無
謀すぎたらそもそも修正が非常に大変にな
るので、
意識は高く持ちつつも、最初に「ムリしす
ぎない現実的な計画」をしっかり作れるか
どうかが、夏を制するポイントになります。
それではまた。