- 2015-10-16
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~基礎編~, 参考書学習テクニック
こんにちは、中西です。
ここしばらく、受験生活における
「時間」
をテーマにお届けしています。
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ちなみにその前は、
「食生活」
シリーズでしたね。
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このメルマガは、上のような感じで、
同じテーマで数回連続で配信する
ことが多いです。
その方がまとめて頭に入りますからね。
で、今回は、引き続き
受験勉強における「時間」のお話を。
といっても、話す内容は
受験生にとっては
「基礎中の基礎」
「当たり前すぎるくらい、当たり前」
の話をします<(_ _)>
なぜ、そんな基礎的な話を
するのかというと、
基礎的な話なのに、
受験勉強をしていくうちに、意外に
“その重要性”
が頭からスッポリ抜け落ちて
しまうことがあるからです。
…あまり引っ張っても仕方ないので
言ってしまいますと
その「基礎中の基礎」とはこのこと。
—————————————
【 最終的には
「試験の制限時間内に解けるかどうか」
の大勝負が待っている 】
—————————————
・・・という点です。
この当たり前の事実を、ふだんから
どれだけ意識できているでしょうか、
という問いかけになります。
ちょうど前回、状況がやばい人向けの
「時短の勉強法」
として
「アウトプット(問題演習)からやり出して、
インプットをする」
という方法をご紹介しましたが、
あんな感じで、問題演習を主体にして
勉強しているならまだいいのですが、
参考書や教科書からの
インプット学習に
多くの時間を割いていると、
「効率よく暗記する」
ことや
「確実に頭に入れる」
ことばかりに意識が向いてしまいがちです。
それはインプット学習においては
ある意味当然ですし、それ自体は
まったく悪いことではありませんが、
そこにばかり意識が向いていると、
いつのまにか
「当たり前すぎるくらい当たり前」の話である、
—————————————
【 最終的には
「試験の制限時間内に解けるかどうか」
の大勝負が待っている 】
—————————————
という点が、意識から
抜け落ちてしまうことがあります。
受験というのは、
「確実に覚えているかどうか」
も大事ですが、最終的にはそれを
「試験の制限時間内に解けるかどうか」
が大きく問われる。これが受験です。
よって、
「確実に知識を頭に叩き込むこと」
と
「制限時間内に解ける実力を養うこと」
は、まったく別次元のものだと
思っておいたほうがいいでしょう。
センター試験などはその典型ですね。
あまりにも当たり前すぎる話ですが、
意外にこの最重要ポイントが、
受験生活の中で頭からスッポリ
抜け落ちてしまうことが少なくないので、
この点は常に忘れないように
してほしいと思います。
「時間がもっとあったら解けたのに!」
は、受験本番では何の言い訳にも
なりませんからね(ノ_-。)
ぜひこの
「最終的には解くスピードが問われる」
という当たり前の事実を、
勉強中はいつも頭に入れておいてください。
それではまた。
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