- 2017-4-2
- おすすめ記事, 勉強のやる気アップ法
こんにちは、中西です。
私が運営しているオンライン自習室は
1年365日、土日祝日も一切関係なく
「毎朝5時~24時まで」運営しているのですが、
今朝も5時ジャストに、すでに10人近くが
ログインしていました。
繰り返しますが、「5時ジャスト」の
1分間にその人数が入室しているのです。
5時1分に入室した人はちょっと遅め(笑)
5時30分だとそこそこ遅め、
7時前になるともう「遅れてすいません!m(_ _)m」
ぐらいの勢いになってます。日曜でもこんな感じですからね。
まあ自由に出入りしていいので
↑の「遅め」という表現は冗談ですが、
とにかくいつも朝かなり早くから勉強してる人も多いです。
これからメンバーはどんどん増えるので、
そのうち5時ジャストから50人くらいが一斉に
入ってくる(`ロ´;)
・・・・みたいなリアル有料自習室では
ありえないことになってくると思います。
余談ですが、私が以前ある有料自習室を使っていたときは
営業開始の朝7時ジャストに入っても、毎日私一人だけで、
掃除のおばちゃんに怪訝な顔をされるくらいでした(。´Д⊂)
(都内で最も交通の便がいいターミナル駅だったのに。。)
それにしても、自分で開発して言うのも変ですが、
すごい時代になってきたなと思います。
4時59分にパソコン前で待機している
全国各地のみんなの姿を想像しながら、本題。
前回は、
「心が震える言葉」を持つ重要性
という、勉強に集中する際の“内面”に
フォーカスした話をしました。
今回もこの流れで集中力アップのコツを。
受験勉強は、自学自習においては、
基本的に一人で黙々とやる作業になります。
しかし、ずーっと黙ったまま机に向かって
いると、そのうちだんだん疲れて来ること
も多いわけです。
こういうときに簡単にやる気を復活させる
方法の1つが、「かけ声」を出すことです。
もちろん一人で(゚o゚;;
部活でスポーツをやっていた人ならわかる
と思いますが、運動部は練習でも本番でも、
必ず「かけ声」を出します。
「さあ来ーい!」「バッチ来ーい!」
「ナイスシュー」「よっしゃー!」
的なやつです。無言で黙々と何時間も練習
し続ける運動部は無いわけです。
運動部はほとんど無意識に近い感じで当た
り前のようになっていますが、これは実は
“テクニック”の1つで、
この“テクニック”を勉強でも活用する
ということです。
実はこれは実験でも証明されていて、声を
出しながら物事に当たると、そのパフォー
マンスがアップすることが判明しています。
リヨン大学の実験では、被験者に「ジャン
プ!」と言ってもらいながら垂直跳びをさ
せたところ、平均で5%ほど高く跳べると
いう結果が出ました。
これは実際にやってみるとわかりますが、
「かけ声を出す」と明らかに目の前のこと
に向かう集中力が高まるのがわかります。
ようするに、口を使って声に出す→それを
耳で聞く、という2つの器官を利用する形
になるので、
自分自身に作業に集中することを言い聞か
せる効果が強く働く、ということだと考え
られます。
さらに上のリヨン大学の実験では、自分で
声を出さなくても、「心の中で『ジャンプ!』
と念じる」場合や、
「『ジャンプ!』という単語を見せられる」
場合でも効果があったそうです。
思い返せば、私がこれまで働いてきたいく
つかの職場でも、エネルギッシュに仕事に
向かっている人は、デスクワークなのに
「かけ声」を出している人が多かったです。
経験的にそれが集中できることを察知され
ていたのだと思います。
前回の話と共通するのは、ようは
「言葉の力」
を使っているという点ですね。
集中する上でこの「言葉の力」はバカにで
きない強力なパワーを持っているので、
くれぐれも軽視しないでうまく利用して
行ってほしいと思います。
今度やる気が低下したときや、難しいこと
にチャレンジするときは、ぜひ一度試して
みて下さい。
なんせ「かけ声」はいくら出しても
無料ですからねヽ(´∀`*)ノ
それではまた。