- 2017-6-26
- おすすめ記事, 効率的な時間管理術, 受験を突破する生活習慣術, 夏休み・冬休み・春休みの勉強法
こんにちは、中西です。
早くも今週で6月が終わり、
来週からは7月になります。
いよいよ暑さが本格化して(つД<)・゚。
夏本番となるわけですが、
この時期はできるだけ「朝の時間帯」を
勉強に利用するのが得策です。
生粋の夜型タイプの人や、生活パターン的
にどうしても夜しか勉強ができない人は
仕方ないかもしれませんが、
そこまで「絶対に夜しかムリ!」という人
以外で、なんとなく勉強時間に占める
「夜の勉強タイムの割合」が多かった人は、
ここで思い切って朝にシフトしてみる
のがおすすめです。
理由は簡単で、この時期は「朝の時間帯」
の方が、集中力と生産性が高まる可能性が
高いから(´-`)。
夏場は日中に汗をたくさん書きますので、
夜は基本的に疲れていることが多く、机に
向かっていたとしても日中の疲労を少なか
らず引きずっています。
それが集中力に影響しないわけがありません。
これが朝であれば、睡眠という脳にとって
の最高の休息をとった直後ですから脳は元
気ですし、非常にクリアな頭で集中して勉
強に取り組めます。
また、それだけなら夏でなくても同じです
が、それに加えて、夏場の朝は気温がとて
も涼しく、勉強には最適であることが多い
わけですヽ(´▽`)/。
夏になると人間は睡眠時間が短くなること
がわかっていますが(逆に冬場は人の睡眠
時間は長くなる傾向があります)、その特
質もあって朝は起きやすいわけです。
冬場との起きやすさの違いは、
もう説明不要でしょう。
「起きやすい」「気温が最適」
といった要素に加えて、朝の勉強は
「締め切り効果」
が得られます。
「通学(通勤)で家を出るまでの
時間しか勉強できない」
という、これ以上ないほど明確で、絶対に
デッドラインを動かせない“締め切り”が
存在しているわけです。
人間の集中力は「締め切り効果」が高まる
ときに最大級に高まる傾向がありますが、
朝の時間帯は、睡眠をとった直後で
「脳がクリア」であるのに加えて、この
明確な「締め切り効果」が存在することにより、
夜の1.5倍、2倍、場合によってはそれ以上
の高いレベルの集中力で、勉強できる可能
性が非常に高くなります。
その効果が1年の中で、とくに高まるのが
夏場になります。
夏の暑さが嫌いな人でも、夏の早朝の涼し
さを嫌いな人はあまりいないでしょう。
つまり、夏の朝の時間帯というのは、
「睡眠を取った直後」
「気温は最適」
「締め切り効果」
という、強烈に集中力を高めてくれる3条件
を満たしている、年間通しても珍しい勉強
のゴールデンタイムといえるのです。
1年の中でもそうそう無い、これほど貴重な
「夏の朝の時間帯」を利用せずに、夜にダ
ラダラと勉強をして、朝は家を出るギリギ
リまで寝ているのは、あまりにももったい
ないと私は思います。
ちなみに、これまで夜型で朝型への切り替
えが必要な人は、切り替える当日に、日中
に外を歩くなどして
「日光をしっかり浴びる」
のがコツになります。
睡眠はメラトニンというホルモンによって
引き起こされますが、このメラトニンは日
光を浴びることで分泌されますので。
逆にお昼間にまったく日光を浴びていない
と、夜もなかなかいつもより早くは眠くな
らないので、切り替えは難しくなりやすいです。
朝型に切り替えないといけない人は、思い
切って長時間外を歩いて太陽の光を浴びて
おきましょう。
というわけで、これから3ヶ月くらいは
朝の時間帯がすごしやすい季節になります
ので、勉強の生産性を極力高めたい人は
ぜひこの貴重な「夏場の朝の時間帯」は
ムダにしないで、キッチリ利用し尽くし
たほうが得策ですね。
それではまた。