こんにちは、中西です。
人間は誰にでも例外なく“クセ”(癖)が
あります。クセの無い人は存在しません。
ただ「クセ」と言ってもいろいろあって、
「文章を書く」ときのクセ
「食事をする」ときのクセ
「人と話す」ときのクセ
「本の読み方」のクセ
「お風呂で体を洗う」ときのクセ
異性とつき合うときの「女癖」「男癖」
なんてのもあります(笑)
自分自身のクセというのは自分ではなかな
か気づきにくいものですが、上記のような
一般的に知られているクセというのは、
身内や日頃付き合いのある友人・知人・パ
ートナーから指摘されて気づくことも少な
くありません。
が、いろいろあるクセの中で、自分自身で
も他人の指摘からも、なかなか気づくこと
ができないクセが一つあると私は思ってい
ます。それは、
【 「時間の使い方」のクセ 】
です。
人間のあらゆる営みで誰にでもクセがある
ように、「時間の使い方」にも一人一人ク
セがあると私は考えています。
ただ、「時間の使い方」というのは、生ま
れてからずっと続けていることも多くあり、
かつ、食事や会話時のクセのように他人か
ら簡単に見えるクセでもありませんので、
なかなかその存在自体に気づきにくいのです。
この「時間の使い方」をどう定義するかは
人それぞれですが、そのクセとは、例えば
▼朝起きたらすぐスマホを見て、時間をつぶしてしまう
▼人と会う約束をしたら必ず10分前には到着している
(orギリギリに到着してしまう)
▼何か行動するときは常に時刻・所要時間を意識している
(orふだんから物事の所要時間はあまり気にしない)
▼何かに取り組むときは、必ず終了時刻を意識している
▼作業が終わったら、すぐ「次の作業」に切り替えられる
(orなかなか切り替えられない)
▼作業をやりながら、常に同時並行で何かやるようにしている
(マルチタスク)
▼一人で休憩するときは、あまり時間を決めずに休憩をする
(必ず時間を決めて休憩をする、それを常に厳守している、
決めてはいるがあまり守っていないetc)
▼帰宅直後は必ず1時間前後はダラダラとしてしまう
(or帰宅したらすぐ○○をすることに決めている)
・・・・キリが無いのでこのへんにしますが、
こんな感じで「時間の使い方」にも、人そ
れぞれ、かなり個性的なクセがあるわけです。
でも、自分の中では当たり前すぎて、それ
がクセであることに気づかないことが多いのです。
さらにそのクセが“いいクセ”だったら問
題ないわけですが、“悪いクセ”であるこ
とも少なくありません。
そんな「時間の使い方」における“悪いク
セ”が多いほど、当然ながら日常生活・受
験生活のパフォーマンスは落ちていきます。
あるいは低いパフォーマンスで毎日過ごし
ていること自体に気づかない。
そうならないためには、私はまず
「『時間の使い方』には一人一人クセがある」
という、この事実をしっかり認識すること
が重要だと思っています。
そして日頃から、常にこの事実を頭の片隅
に入れて毎日をすごすことがポイントです。
すると、一日の中で何かあるごとに
「あ、これが俺の時間の使い方のクセかも」
と気づきやすくになります。
こういうことを無意識に、直感的にやれて
いる人はそれでいいと思いますが(デキる
人に多い(ノ_・。))、
人間なかなか“言語化”しておかないと、
それを意識することは難しいですからね。
だからまずは
「『時間の使い方』には一人一人クセがある」
ということを理解し、この言葉を頭の片隅
にそっと入れておいてください。
そうすることで、日中に
「あ、これは自分の『時間の使い方』の
悪いクセだ!」
と気づけるようになっていきます。
そうやって、まずは自分の「時間の使い方」
の悪いクセを、気楽に一つ一つ見つけて行
くようにしてみましょう。
この習慣を持っておくことが、「時間の使
い方」が長期的にどんどんうまくなってい
くコツですね。
それではまた。