- 2015-8-23
- おすすめ記事, その他・雑談, 勉強のモチベーションアップ
こんにちは、中西です。
本日は日曜日ですので、雑談系の話を。
このブログの読者さんは
受験生の方が多いのですが、
なぜ、合格を目指して
受験勉強をしているのかというと、
究極的には
「幸せな人生を送るため」
のはず。
目指す学校も資格も人によって
千差万別なわけですが、
結局のところあなた自身が
「幸せになるため」
に受験勉強をするのであり、
最終的にそこにつながらない
受験勉強ならやめた方がいいわけです。
とはいえ、自分にとっての
「幸せ」
とは何かが具体的に見えている人も
少ないと思います(とくに大学受験生)。
それは「幸せ」というもの自体が
人の数だけ存在するからで、
学校や塾が提示するテストの
点数・偏差値・模試の判定・成績の順位
などは指標にならないのは当然です。
では自分の「幸せ」というのは
0から手探りで自分で考えて
作っていく必要があるのかというと、
必ずしもそんなことは無くて、
実は万人に共通する
「幸せの指標」
というものも存在するので
それを参考にするといいと
私は思っています。
つまり、
自分独自の「幸せ」と一緒に
多くの人に共通する「幸せ」とは
何かを抑えておくことにより、
現在成功しているかどうか、
夢が実現したかどうか、
そもそも夢を持っているかどうか、
などにあまり関係なく
「幸せを感じて生きて行きやすくなる」
のです。
その指標のもっとも有力な候補の
一つだと私が思うのが、
【 ポジティブ心理学 】
です。
ポジティブ心理学というのは、
科学的に「幸福度の高め方」を
研究・証明していく学問で、
この分野ですでに判明している
「幸福度の高め方」
を知っておくと、
自分が今どんな状態であっても、
幸福度を高めて前に進んで
行きやすくなります。
(こういったテーマは
宗教でも扱うテーマですが、
特定の組織・教祖を
崇拝するわけではないので
完全に学問の分野です。念のため)
このポジティブ心理学で有名な本の一つに
「幸せがずっと続く12の行動習慣」
(ソニア・リュボミアスキー著、日本実業出版社)
という本があるのですが、この中で
「最も幸福な人々の考え方や行動パターン」
が紹介されています。
とても参考になるのでご紹介しますと、
具体的には以下のとおり。
——————————————————-
<最も幸福な人々の考え方や行動パターン>
——————————————————-
1、かなりの時間を家族や友人とすごし、
その人間関係を大切にして楽しんでいる
2、誰に対しても感謝を表わすのが苦にならない
3、同僚や通りすがりの人にまっ先に
支援の手を差し伸べる場合が多い
4、未来を考えるときは、いつも楽天的である
5、人生の喜びを満喫し、現在を生きようとしている
6、毎週、または毎日のように
身体を動かすことを習慣としている
7、生涯にわたる目標や夢に、全力を傾けている
————————————————-
・・・最も幸福感を感じて生きている
人々の状況を調べていくと、
上記のポイントが共通していた、ということです。
当然ながら受験時代は
人生の中でも特殊な期間ですので
すべてを一気に身につけることは
難しいかもしれませんが(とくに1など)、
うまく上のポイントを抑えて生活していけば、
どういう状況の時でも、ある程度以上の
幸福感を感じて生活することができる
ことも可能だということですね。
(ちなみに前回、受験生向けの
「孤独論」を書きましたが、
その話と上の1は矛盾しませんので念のため。
0か100ではなく、孤独な時間を
大切にながら1の時間も大切にする
ということです。
たとえば上の7については
孤独でないと無理ですしね。)
とくに個人的に面白いと思うのは6の
「身体を動かすことを習慣としている」
という点。これが幸福度に結びついているのです。
身体を動かすことは
受験中でも実践できますし、
さらに「幸福度」とは別に、
身体を動かすことにより、
脳が活性化して、集中力や生産性が
高まることもわかっているので、
一石二鳥にもなりますヽ(´▽`)ノ
運動不足の人は、幸福感や生産性が
低下している可能性が非常に高いので
積極的に身体を動かしてみましょう。
上の話はまだポイントだけしか
紹介していないのでまだまだ全然
書き足りないのですが、
ポジティブ心理学については
とても面白く役立つ話が多いので、
また追々ご紹介したいと思います。
それではまた。
【追記】
ポジティブ心理学の続きの記事を書きました。
<関連記事>
P.S
9月初旬の某イベントに向けて準備してます。
ここから10日弱が勝負です。
その仕事1本だけなら10日弱もあれば
余裕なのですが、
同時進行でほかに3つやることがあるので
ここからはトップギアで頑張ります。