- 2017-9-26
- おすすめ記事, 受験を突破するマインドセット, 受験生が陥る不安・焦りの対処法

(今回は前説でルミネtheよしもとを
初めて観賞した話、その後本題に入ります。
前説には興味ない方は、スクロールして
本題へ行ってくださいませ)
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こんにちは、中西です。
昨日は、新宿の「ルミネtheよしもと」を
観に行っておりました。
「ルミネtheよしもと」は、前から一回行
って観たかったのですが、なんだかんだで
結局行ってなくて、ようやく本日、人生初の観賞。
とても有名なのでご存知の方が多いと思い
ますが、一応簡単に解説しますと、吉本興
業の芸人さんが漫才やコントを披露する舞台です。
1日に、2時間おきぐらいで全5公演ほどある
のですが、その5公演はすべて同じ組み合わ
せの芸人さんたちが出場します。
つまり、その芸人さん・コンビの方々は、
1日に5回も同じ漫才・コントをされている
わけですね。
思ったよりずっと大きいホールで、500人
くらい入れる会場が完全に満席でした。
多少は席が空いてたりするのかと思いきや、
毎回とんでもない人気のようです。
前説で客がどこから来たのか聞いてました
が、北海道から福岡まで、全国中からお客
さんが来られてました。
私が観た昨日の登壇者は、出てきた順番に
並べると
レイザーラモン、ロバート、POISON GIRL
BAND、ジャングルポケット、プラス・マイ
ナス、笑い飯、ダイアン、千鳥、ニブンノ
ゴ、大山英雄・フルーツポンチ・GAG少年楽団
・・・というラインナップでございました。
ちなみに前説は金星というコンビ(客席で
金星を知ってる人を手を上げさせてました
が誰も知らず)でしたが、前説としては
十二分に面白かったです。
で、メインのラインナップの漫才・
コントの感想ですが、一言でいうと、
「大満足」
というレベルのすごい面白さでした。
ちょっと延長してトータル2時間弱くらい
ありましたが、何ヶ月分笑ったかわかりま
せんヽ(´▽`)/
ただ、全部しっかりウケてたのですが、
コンビによって笑いの量に明らかに違いが
あって、私の感覚と会場の大爆笑が完全一
致していたのは、ロバート、ジャングルポケット。
ともに3人組ですが、まあ~~~面白いです。
一番面白いネタを持ってきたのかな?と
思うくらい。
実は毎日いろんなコンビが登壇している中
で、私がこの日を選んだのは、ロバートが
いたからでございました。
ロバートの秋山の才人ぶり(とくに有名な
クリエイターズファイル)に個人的
に感服してまして、(この↓センスとか)
▼日本初のクリエイター・田村蔵之松(たむら くらのしょう)、
歴史的に貴重な映像を初公開!【ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル#29】
半分くらい彼の演技を生で見たいために、
この日を選択。
観たことないネタのコントでしたが、彼の
様々なキャラが憑依する芸は、日本第一級
だと思います。これに他の2人が加わると
凄いコントになりますね。
あと千鳥の人気もものすごかったですが、
会場は大爆笑なのに、私はそこまで面白い
とは思えず。。
ところが、実は一番驚いたのがそのあとで、
この日一番、圧倒的に、桁違いに面白かっ
たのは、ロバートでもジャンポケでも千鳥
でもなく、プラスマイナスというコンビでした。
間違いなく、この1年で一番笑わせてもらいました。
漫才ですが、武士の介錯(切腹のとき、苦
しみを続かせないために首をはねること)
をネタにした内容で、この日一番会場が大
揺れになるほど爆笑に包まれたネタでした。
M-1決勝であのネタが出たら間違いなく
優勝します、絶対(断言(´-`))
まだ公には出してないネタなのかよくわか
りませんが、あれだけのネタがずっと埋も
れることはありえないので、興味のある人
はYouTubeとかでまた探してみてくださいませ。
3,000円くらいだったと思いますが、元を
取れたとか、そんな次元ではまったく無いですね。
3日前の女子プロレスの観戦もそうでした
が、やはり「画面」で観るのと「生」で観
るのは、文字どおりに“次元”が違います。
18歳くらいでアレを観ていたら「芸人にな
ろう!」と思ってたかも。。
地方の方も、何かの用事で東京に来たら、
お笑いに興味が無い人以外は、絶対一回行
ってみたほうがいいと思いますね。
漫才が聞き取れないほど声がガラガラで
顔色も異常に悪かった、笑い飯哲夫の
体調を心配しつつ、本題。
9月はまだそれほどでもないのですが、
10月ごろから大学受験生の相談が増え出します。
これは毎年のことなので完全にパターンに
なっていて、とにかく10月すぎたころから、
受験生の“不安”が大きくなってきて、
誰かに相談したり、不安を聞いてもらった
り、助けを求めたくなるようです。まあ私
もそうだったので、よくわかりますが。
ただ、「そんな質問を今してくるのか。。」
と思う相談も結構あります。そういうお悩
み相談を聞いていて思うのは、
「この人はもっと早くからしっかり
“不安”がっていないといけなかったのでは?」
ということです。
悪い意味での楽観思考でここまできて、
10月くらいになって、いろいろ自分の状況
がヤバいことに気づきだし、心の中で不安
が激増してくると。
しかし、たとえば「心配性の人」だったら、
もっと早くに不安を感じていて(たとえば
夏休み前や春頃、早い人なら高1~2年生で)、
その不安にしっかり向き合い、早くから対
処をしている人は、結果的に実力が早い段
階でついたり、成長スピードも速かったりします。
イギリスのある大学の実験で、金融機関で
働くマネージャーを対象に、彼ら・彼女ら
がどれくらい「心配性」なのかをテストし
た実験があります。
すると、興味深いことに「心配性」の性格
の人ほど、上司から「優秀」の評価を得て
いる割合が高かったのです。
直感的なイメージでいえば、「心配性」と
いうのは現実面でマイナスの性格に思えま
すが、実際はそうではなかったということです。
では、どうして「心配性」の人ほど「優秀」
だったのかというと、心配しやすいために、
その心配を打ち消そうとして、事前に現実
的なあらゆる対処をするからです。
「心配性」ということは、言い方を変える
と、
「マイナスの出来事が起こるのでは無いか」
と複数の角度から想定してしまうということ。
だから心配するわけです。
「この計画で本当に問題ないのか?」
「このやり方で本当にうまく進められるか?」
「このまま行って大丈夫か?」
「何か落ち度があるのではないか?」
・・・といった、あらゆる“心配”をすると。
そしてその心配を打ち消そうとして対策を
講じるわけですが、それが結果的に仕事を
遂行する能力につながり、「仕事ができる
人」となっていたわけですね。
健康でも同じで、「こんな食生活だと病気
になるんじゃないか」と「心配」するから、
できるだけ変なものを食べないようにした
り、体にいいものを食べようとして、結果
的に健康な体になります。
心配なので定期的に健康診断も受けるので、
万が一のことがあっても早期に治療ができます。
逆に、そういう「心配」をまったくしない
性格の人は、平気で暴飲暴食を毎日続けた
り、健康診断も受けなかったりして、気づ
いたら取り返しのつかない状態になってい
たりすることもあるわけです。
「心配」という言葉は「心を配る」と書き
ますが、まさに字のごとく、自分自身の周
りのことについて「心配りをする」という
ことなのです。決して悪いことではないわ
けですね。
不安という感情も「心配」と同じようなも
のですが、その不安が大きくなってきたと
いうことは、同時に
「現実的にしっかり対処しないといけない」
という“モチベーション”が強く働き始め
たということです。
不安とモチベーションは、表裏一体だと
考えてください。
というわけで不安というのは、実際に
「現実を変えていくエネルギー」になる
わけですから、
あまりその不安におびえずに、できるだけ
前向きにとらえることをおすすめします。
それではまた。